日本のお金持ち研究

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532194352

感想・レビュー・書評

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  • 730円購入2010-11-18

  • 日本の富裕層は起業家か医者。様々な資料をもとに調べられた実質的論文で、日本社会、経済の流れようなものが見えた気がする。「お金持ちは、手書きでお礼の葉書を出す」とかいう精神論的自己啓発の類ではない。参考になった。

  • 日本でお金持ちになるには二通りある。医者になるか、自分で起業して社長になるかだ。自分はもう医者になれないから、起業して成功するほか道はない。

    経済的成功を収めるためのベスト3
    ①肉体的・精神的に健康である
    ②自分の職業を愛している
    ③正直な人柄

    ワースト3
    ①一流大学に行く
    ②器用さ・要領のよさ
    ③知能指数が高い・優秀な頭脳を持つ

  • 日本の金持ちについて研究したもの。

    日本の金持ちについては、予想通りの結果。
    金持ちについての趣味や日常生活など、さまざまなアンケート結果が面白い。
    (金持ちになるためには、金持ちと同じ行動をすると良いので、参考になるのではないだろうか?)

    ただし、税制についての記述内容が気に入らない。

  • あまり見かけない題材の本。面白いです。

  • おもしろかった

  • (2008/7/13読了)富裕層には高齢者が多いせいもあって、案外、「日本のお金持ち」にはエリート然とした人達だけでなく、質素な人も多いという印象。一言で「富裕層」と言っても、40代の医師と、60代70代の若い頃に高度経済成長に乗ってたたき上げで苦労してきた起業家では、そりゃあ人生観違うわな。

  • 日本のお金持ちを研究した本。
    日本は,大金稼いで豪遊するというタイプよりも,
    大金稼いで貯蓄するというタイプがほとんど。
    雇われて経営を委任された社長よりも,
    自分の会社を持って経営に当たるオーナー経営者が富裕層の大部分を占める。
    医師も富裕層の大きな構成員であるが,
    弁護士は日本の現状においては本当にお金持ちなのはごく一部。

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著者プロフィール

京都女子大学客員教授,京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。
小樽商科大学,大阪大学大学院を経て,ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授,同志社大学教授を歴任。元日本経済学会会長。
専門は経済学,特に労働経済学。フランス,アメリカ,イギリス,ドイツで研究職・教育職に従事するとともに,日本銀行,経済産業省などで客員研究員を経験。
和文,英文,仏文の著書・論文が多数ある。
〔主要近著〕
『日本の構造:50の統計データで読む国のかたち』(講談社,2021年)
『教育格差の経済学:何が子どもの将来を決めるのか』(NHK出版,2020年)
『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店,2019年)
『日本の経済学史』(法律文化社,2019年)
『21世紀日本の格差』(岩波書店,2016年)
『フランス産エリートはなぜ凄いのか』(中央公論新社,2015年)

「2021年 『フランス経済学史教養講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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