佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー さ 15-1)
- 日本経済新聞出版 (2011年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195878
感想・レビュー・書評
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あらすじが理路整然としているし、まさに整理された内容なので、今自分がどの場面のどこを読んでいるのか、現在位置が分かりやすいなと感じた。読んだその日にデスクはきれいになったからいいかなって。
第3「思考の整理法」が肝なんだろうけど、なんなんだろうなー著者の数々のモデルケースを持ってしても、読者のリアルに寄せきれてない印象。はーすごいね、むちゃ華やかやんで終わってしまうのはどうしてなんだろう。読書中酔っ払ってたからなのか、上等な京風のお出汁が頭にようしみんかった。素材の組み合わせなんかなーTPO変えて読んだら良書だと思うのかもしれない。今じゃなかった、というか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ユニクロのアートディレクターとして有名な佐藤可士和さんの超整理術!思考が研ぎ澄まされ本質に迫る事ができる情報過多の現代人必読の一冊。日常の空間整理術から情報整理、思考整理まで具体→抽象のステップアップがスムーズなのは可士和さんならでは。
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整理しなさいと言われて渡されて、この本をなくすという徹底ぶり
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ロジカルシンキングができるようになりたくて。
分かりやすい。けど横文字多用だわ -
TSUTAYA、国立新美術館などいつもシンボリックなデザインをされる佐藤可士和さんの、ひと目で伝わるデザインの思考法を書き連ねた本。
文章が長くなりがちな人、議題をうまくまとめられない人は、必見。
あれだけ強い印象を残せるデザインを手がけられるということはきっと整理上手なんだろう、と思ってたのですが…ぜひ一読あれ。素晴らしかったです。 -
408
2017年では42冊 -
普通でした。
後半は自分の手がけたプロジェクトの話。 -
30分もかからず要点のみ読破
既にやっていることなので、
うなずける部分は多かったです。
しかし新しいヒントは無し。
読みやすく良い本ではありますね。 -
なかなか一般企業勤めの人にはマッチしないとこもあるご、日本一のクリエイターの考え方や思考の組み立て方はよくわかった。
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佐藤可士和さんの奥さんである、悦子さんが書いた本。
クリエイターである可士和さんをマネージャーとして支え、縁の下の力持ちになっている人。
以下、印象に残ったメモ。
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・株式会社サムライのコンセプトは「ちゃんと見る」。少しだけ関わるような仕事は受けないようにしている。
・やりたいことは普段から口に出すようにすること。「幼稚園の仕事をやってみたい」とテレビで発言したら、本当にふじ幼稚園の仕事をやることになった。
・佐藤可士和さんに対して悦子さんがヒアリングを緻密に行い、そのデザインに至った経緯を説明するのも悦子さんの役割。クリエイターは自分の作品に対して思い入れが大きいため、経緯を自分の口で話すのは難しいという。
・クリエイターだからルーズでも良い、という風潮を悦子さんは嫌う。可士和さんも、元々時間にはルーズ気味の人だったが、悦子さんが厳しく管理してきたことにより今では一切時間に遅刻しない習慣ができた。
・スピーディーなレスポンスを大事にしている。会った人に対しては、必ずその日のうちにメールを出すようにしている。そのための工夫として、議事録をメールの下書きに直接書く、というのを行っている。
・オフィスにはかなり投資している。実際、あのオフィスはサムライのブランドイメージにつながっているし、テレビや雑誌にも数多く取り上げられている。
・サムライでは、将来やりたいことや方向性に関して定期的に夫婦で話し合う会を設けている。