佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー さ 15-1)
- 日本経済新聞出版 (2011年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195878
感想・レビュー・書評
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ものや情報の整理の仕方について、わかりやすくまとめられていました。整理された環境がいい仕事を生むことは、著者の実例で示されています。
整理が苦手な私も感化されて、オフィスの物やデータを少しずつ整理しはじめています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
整理をすることと、問題を解決することは同じこと!!!!
これ、ホントにまさにそう!!!!
と、思いました。要は、問題も整理整頓すると解決することがほとんどなんだよね、足りないもの多いもの、いらないもの必要なもの選択して並べたら大体の答えが出る。
残る。
この方はデザイナーですが、UNIQLOのロゴ。まさに!!!!!って感じでした。
目についたら、速攻でわかるあのUNIQLO。
このくらい頭が整理できたら、きっと仕事がめちゃくちゃできるだろうし、楽々だろうなぁ。と。
体が疲れるのは置いといても、頭が疲れるのはなかなか大変で、、、無駄に動くと身体まで疲れて、、、
超整理術、すこしづつものにしたい。 -
佐藤可士和さんは本当に昔から好きなアートディレクターで著書もよく読んでいる。docomo、TSUTAYA、セブンイレブン、SMAPやミスチルのCDジャケット、少し前だとくら寿司のグランドデザインなど多岐に渡る印象に残る仕事はまさに神の領域。その真髄は整理術だという本書は、本当に興味深い。
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これを読んでると、整理は心の筋トレなのでは、と思います。
習慣化すればそれ自体が気持ちよくなりそう。
そういう境地に達したい。
著者曰く、アートディレクターの本質も情報を整理すること、と。
スズキミニバンの「こどもといっしょにどこいこう」のキャンペーンは当時いいキャンペーンだと思ってみてたので、「広告は製品の本質的な価値を整理してユーザーに伝えること」ということが実感できる。
文房具はすべて置き場所を決めること、は定番ですね。
毎週月曜日はMacのデータを整理すること、は私も心がけたい。
あと、思考の整理術は、言っていることは正しいと思うんだけど、結果としてでてくるロゴイメージ(新国立美術館のとか)が、えー、これそういうイメージかなぁ……って感じでやはりアートは難しいと感じました。 -
整理整頓がいかに仕事効率を上げるか、ということを
体感できる本。 -
日々持ち歩くものを極力減らすってところが刺さった。
自分の荷物多すぎるから。 -
アートディレクターなので直感・天性的なものかと思っていたが、しっかり相手のことを調べて、整理してデザインを提出しているのは知らなかった。
ステップワゴンの話は自動車業界にいたので勉強になった。 -
佐藤可士和さんは事務所のオフィスの状況が非常にミニマルで、世の中のブランディングの常識を悉く覆えしている気鋭のクリエーターで私も大好きな人だ。
その彼の初の著書ということで楽しみに拝見したが、整理する項目の部分は少し既視感があった。
ただし、実例の部分はやはり流石の切り口で大変勉強になった。 -
デザインそのものが整理術だという言及に共感。
デザインに限らず、問題解決(⇐それってすなわち広い意味でのデザインなのだが)とは、課題を診断して整理することが前提なのだ。
整理は、佐藤も言う通り一見面倒だけど、すれば本質を掴むための仕事の精度も能率も違うと。
これをしないと、物事の根源まで立ち返って解決することなどできないというのも分かる気がする。
モノを(机上でも、カバンでも)できるだけ少なくするというのも確かに試してみる価値はありそうだ。
手帳とノートと、小さめの財布さえあれば自分は十分かもしれない。
そういう、モノを見直す機会を、たとえば四半期ごととかに設けてみよう。
モノをファイルボックスに(分類して)入れてしまって、存在感を消すとか、捨てるのがはばかられるのならまず段ボールに、というのは実践してみたい。
「情報の整理」というのも、人に伝えるためには大事な観点。
広報とか広告とかもそうだけど、組織内コミュニケーション(考え方の伝播とか)も、工夫のしどころ。
自分達も、自分が出す情報は注目されていると過信されがちだけど、どうすれば不快感も与えずに存在感をだせるか、伝わるか、というのは考えてみたい。
※但しそのあとの、グラフィックデザインの実績を「整理」と結びつけて語るのは、「こじつけ」に感じられて、あまりグッと来なかったけど。。 -
参考図書