節約の王道

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 633
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260576

作品紹介・あらすじ

「家計簿はつけない」「スーパーには虚心坦懐で赴く」「小銭入れは持ち歩かない」「プレゼントはしない・もらわない」等、40年間みずから実践してきた節約生活の極意と、その哲学をはじめて語り下ろす。一読すれば節約が愉しくなる、生活防衛時代の必読書。

感想・レビュー・書評

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  • 節約とは自分の身の丈を素直に正直に見つめることだと思った。見栄を張ることが一番無駄なことかな。身の丈に合った地に足のついた生活を目指したい。

  • 当たり前といえば当たり前、ただやろうとするとなかなか出来ないことも多く書いてあり、参考になった。しかし、飲み会には行かないと宣言する、ご祝儀は出さず贈り物にする、などは、著者の立場や社会的地位だからこそ出来るのであって、一般のサラリーマンにとっては難しい。

    • moboyokohamaさん
      確かに著者の立場だからできる事がありますよね。それとチョット押し付けがましいとは言い過ぎかもしれませんが、自分の考えにこだわりすぎかな。他を...
      確かに著者の立場だからできる事がありますよね。それとチョット押し付けがましいとは言い過ぎかもしれませんが、自分の考えにこだわりすぎかな。他を認めない、みたいなかんじを受け取ってしまいます。
      とはいえ他人の目を気にせず生きるってところは、まさにそうですね、そうできれば良いですね。現代社会で仙人の生活みたいですが。
      2020/05/10
    • thanks0703さん
      moboyokohamaかわぞえ様

      コメントありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。他人の目を気にせず生きる、空気を読むこと...
      moboyokohamaかわぞえ様

      コメントありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。他人の目を気にせず生きる、空気を読むことを求められる日本だからこそ必要な姿勢なのだと改めて教えられたような気がします。ありがとうございます。
      2020/05/11
  • 結婚式にご祝儀なしで骨董品贈られても困る…。
    一張羅持つな、でもスーツはオーダーで作れ、でもスーツの値段は一度に三着買っても懐が痛くないような価格でって難しい。
    他にも本人はいいけど、周りは一緒にいたら疲れそうだなって持論いっぱい。
    これは納得できるなって部分もあるけど、自分が認めないものへの見下した言い方が鼻について。節約の方法としてはあんまり役に立たないのと作者に共感できない。
    とりあえずイギリスと骨董品大好きなのは伝わった。それだけ。

  • 扉を開くと「独楽吟」が幾つかあって心掴まれた。続いて目次を読みながら、林望先生、まるでうちの父の様だと思った。頑固で奇人だけど理にかなっている。友人を家に泊めない、自分も泊まらない、子にはアルバイトをさせない、ブランド品は買い与えない、等々。
    節約本と言うより人生論という感じで面白かった。
    冷蔵庫に食費を管理させる。いい考え。

  • すぐ実践できるような節約術として書いてること(野菜は皮まで食べる等)は概ねフツーな上に具体的な金額の表記は少なく、「どうだ?俺は賢いだろう?かっこいいだろう?真似したくなるだろう?」と延々言われてるような印象しか残らない本…かな…。
    しかし結婚式にご祝儀袋の代わりに自分で選んだ骨董品を贈るって、めっちゃ迷惑では!?!?なんたる自己満足の押し付けだよ…。俺様は一般人じゃなくて皆から愛されるリンボウ先生だからいいのだといわんばかりの暴挙だね…。フツーの人はいったん誘った手前断れないだろうし、ドン引きでした。
    学生の頃は好んでエッセイも読んだりしてたんだけどな~~まだ私も幼かったというか、選んだ本がアタリだったんだな~、きっともう読まない。

  • 読まなければ良かった。

  • 私はほとんど共感できない

  • う~ん・・・・。結局、作者は、イギリスの昔気質の貴族を目指してるの?ってかんじ・

  • 王道というよりも自分の道という感じでした。

  • 作家・書誌学者の林望が、自身が実行している節約の方法を紹介しながら、「節約」に対する新しい見方を提示している本です。「節約は引き算ではなく、足し算である」という持論に則り、節約しながら毎日を楽しむ様々なアイディアが紹介されています。かなり徹底された節約なので、全てを実践するのは難しいですが、「なるほど」と思う部分も多々あるので、上手く取り入れていきたいと思いました。自分にとって何が「価値」のあるものなのか、この本を読んだことで一度じっくり考えることができました。日々の小さな節約だけでなく、住居・教育・旅行など、大きな出費が出る場面での工夫にも言及しているので、是非参考にしてみて下さい。

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著者プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。

慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論等著書多数。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。2019年『(改訂新修)謹訳源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻。ほかに、『往生の物語』(集英社新書)『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)等古典の評解書を多く執筆。『旬菜膳語』(岩波書店・文春文庫)『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『謹訳平家物語』全四巻(祥伝社)『謹訳世阿弥能楽集』(檜書店)『謹訳徒然草』(祥伝社)等著書多数。

「2021年 『古典の効能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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