- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532262372
作品紹介・あらすじ
創設20年を越え衰弱の危機にあるJリーグは、いったいどこに行こうとしているのか。海外で勝てないJクラブ、苦しいクラブ経営、日本代表選手の海外移籍によるリーグ空洞化などの問題から、J3創設、ポストシーズン制の導入など、Jリーグ自らが問いかける再建への緊急提言書。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2015年の年末に改めて読むと、チャンピオンシップに至る過程でどんなことが考えられていたのか、どういう段階に今Jリーグがいるのかが分かります。
-
4大リーグにお金と選手と関心が集まるヨーロッパ覇権構造はサッカーの世界ではなかなか変わるまい。その現実を踏まえ、如何に国内での露出をあげ、海外(特にアジア)からの投資を活性化させるかの戦略を説く。
-
Jリーグファン必読。
-
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685157 -
まず、大東和美、村井充編、秋元大輔構成、という誰がどういう役割なのかさっぱりわからないが、内容もそんな感じに見えた。
世間でJリーグの関心が下がっているのはデータから確かだとしても、プロ野球も同様に下がっている点も重要な点な気がする。問題の本質は、日本のスポーツ全般に共通のものではないかと。
あと、とりあえず露出を増やす必要があるというけど、Jリーグよりもプロ野球のほうが露出が多いからね。本当にその戦略は正しいのかな?
2リーグ制についての説明不足を、本人に肩代わりして正当化しているような、冒頭の数十ページが全くつまらない。何も新しくない。
全体的に報告的な内容が多く、意見がないのも残念。 -
2ステージ制への移行で大きく揉めているJリーグ。サポーターの大反対を押し切って2ステージ制を導入する理由はなにか?についてリーグへのインタビューを交えて説明された本。じり貧になる人気に対する危機感は理解できたし、リーグがそれなりに考えていることを考えたが、やはりTBS主導によるポストシーズン制導入という方針については最後まで疑念が晴れなかった。本当に地上波での放送が担保されるのか?など。
2ステージ制に賛成の人も反対の人も一度読んでその上で賛成か反対かを改めて考えるのが良いであろう。
自分はこの本を読んでもやはり2ステージ制導入にはノーである。 -
私は、Jリーグや、サッカーのことを知らないから、感銘を受けたのかもしれない。
これからのJリーグをどうしていくか
これからのJクラブがどうしていったら良いのか
見えたような気がした。
Jリーグバブルが弾けて久しい。
そもそも、いつバブルが終わったのか、よくわからないうちに、日本国内におけるサッカーの主流は、日本代表と、海外サッカーに奪われてしまった。
それは、Jリーグ草創期の選手達で構成された日本代表がワールドカップ予選、本大会で活躍したからであり、次々に海外に挑戦していったから。つまり、Jリーグが発足したからこその今だと言える。
では、なぜ、Jリーグと、Jクラブが苦しんでいるのか?
どうしたら、世の中の注目を再び集めることが出来るのか?
そのために、今、Jリーグとクラブがやろうとしていることが、この本には綴られている。