- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532262716
作品紹介・あらすじ
家飲みで、飲食店で、ハズレなくおいしい1本に会うための「選び方のコツ」を徹底指南!お手頃品から高級銘柄まで、ワイン選びの判断軸がわかる。
感想・レビュー・書評
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今年に入って、ワインの学び直しを始めた。むかし、懐に余裕があったころ、ワインの通信教育を受けていて、毎月数本のワインと教材を学びながら、ワインのラベルの見方とか、代表的なワインの味の確認、チーズや料理と合わせることでどのように味が変化するか、を愉しんだ。
ところが、期間が終わると、AOCワインのラベルの読み方ぐらいしか頭に残らないで、ほとんど忘れてしまった。思うに、2000円から3000円、或いはそれ以上の一級ワインはなかなか買えないものだ。味が際立つのは、その辺りからだと知りながらも、ついつい買ってしまうのは1000円台の安旨ワインである。その味の比べ方がわからない限りは、なかなかワインの味を自分のものに出来ない、ということだけを、実はこの20年間の間に学んだ気がする。
この本には、実はシャルドネならば代表的なワインはコレコレで、味はこうだ、という書き方は一切されていない。ワインの銘柄はひとつも出てこない。
ワインの味の違いがわかるためには、先ずは標準的なワインの味を確かめよう(この本では、白はブルゴーニュのマコン、赤はボルドーのメルロー)、その上で、果実味、辛口、酸味、渋みなどの味の違いが「どのように表現されているか」に注目して、「自分の好きなワイン」を見つけることにその第一歩があることを教える。
そういえば、私は未だにその味の違いを確かには知らなかった。辛口とは「辛いワイン?」「酸味があったけ?」という変な考え方だった。辛口の代表格がシャブリとは知らなかった。私は大いに勘違いしていた。
今まで曖昧だった、ラベルの裏や店先のポップに書いている果実味、辛口、甘さ、渋み、酸味などの表現と自分の体験を、一致させること、私の場合はそこから始めなくてはならない、そのためには1000円台のワインで充分なのだということを教えてくれたということで、昔受けた通信教育の1/100の値段で、再教育された気がする。
でも、いま月に数本のワインを飲んでいるから、やはり結局かかる値段は同じかもね。
2015年9月23日読了
【ワイン】【赤】 ラ パッション グルナッシュ 750ml
ちなみに、最近飲んだワインでヒットだったのがコレ。いわゆる安旨ワインです。
味の濃い焼肉に合いました(^-^)/
「南仏ルーション地方。グルナッシュ種のこだわり。収穫量を激しく抑え、手積み葡萄を丁寧に仕込み。イチゴジャムのような甘い香りと、スパイシーで力強い情熱の味わい。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白はマコン、赤はボルドーのメルローを基準に。自分の基準を作り、そこから、好みを伸ばしていく、探していく。これなら、できそうだ。
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男だ女だ、めちゃくちゃ分けられて書いてあることに違和感を覚えつつ、こういうお店に連れてってもらってエスコートされたらすごく楽しいんだろうな…と思ってしまった。飲める人とワイン飲みたい。
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バイブル
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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 身近な価格のワインほど、アタリとハズレの落差は大きい。-スーパーやコンビニで選ぶ(約10万本の銘柄を飲んで見えてきた1000~3000円のワインのアタリハズレ/5000円を超えれば、まずはハズレをつかまない ほか)/第2章 白はマコン、赤はボルドーのメルローをまずは飲むべし。-ワインの味わいを知る(チリやオーストラリアのワインはなぜ味が濃く感じるのか?/ヨーロッパのワインは余韻が長く続くものが多い ほか)/第3章 店選びと、オーダー。この巧拙で運命は決まるのだ。-ワインを飲みに行く(飲食店でのワインの値付けはどう決まっているのか/飲食店でワインを飲むのは損か? ほか)/第4章 シンプルな3つの原則で、マリアージュは把握できる。-ワインと料理の合わせ方(ワイン、料理どちらを主役にするかをまず考える/クセのある素材には、同じぐらい強い風味のワインを合わせる ほか)/第5章 スマートな「ラベル買い」のために貴方が知るべきこと。-ワインを買いに行く(ヨーロッパとニューワールド、それぞれのラベルの読み方/裏ラベルから味わいのヒントを読みとるには ほか) -
2016年12冊目
本日読了
感想はブログに書きました。
http://hironakaji.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-6eb3.html -
ワインを選ぶための基準を教えてくれる本。
最初に飲んだらいいものだったり、どういう選び方をしたらいいかをシチュエーションも交えて説明してあった。
今後のワイン選びも少しだけ楽しくなりそう。
とはいえ用語が多すぎてすぐに覚えきれるものではないので、少しずつ身につけていければいいかな。
とりあえず次回、勝どきにいったらメルロー飲ませてもらう。