残念なエリート

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262785

作品紹介・あらすじ

かつての秀才がぱっとしない社員になるのはなぜ?高学歴ホワイトカラーだからこそ、陥りやすいビジネスの落とし穴がある。コストコのマジック、経営者から見た給料の決まり方などのエピソードとともに、"エリート"のブラインド・スポットを指摘し、残念脱却のヒントを説く。

感想・レビュー・書評

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  •  学生時代には優秀だが、社会人になってからパッとした業績を残せない人たちの問題点は何か。学んだり形から入ることには熱心だが、行動が伴わない。虚栄心やプライドが邪魔をして、なりふり構わずがむしゃらに取り組めない。まず綿密な計画を立てたがるが、臨機応変に変更していくことが難しい。指示に忠実に従うのは得意だが、その先の新しいことを生み出すことが苦手。
     エリートであるかどうかは別として、行動力と柔軟性は創造的な仕事につながるだろう。なるほど。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685143

  • これと言った一貫性を感じられない本であったので、心に残ったコンテンツを書き記していく。

    ・勉強ができる人の悪癖=「自分でやった方が早い」
    ex.部下に仕事を振るのは部下のパフォーマンスを図るため・最悪「自分がまきとるわ」といった具合に本当に人に仕事を任せない。これでは部下は育たない。

    ・格差問題への向き合い方
    ①格差に勝ち残る:出世を目指す
    ②格差を無視する:ゆるく生きる
    ③格差を創りだす:プラットフォーム戦略

    ・「創りだす人」と「こなす人」の格差は将来どんどん広がっていく

    ・「嫌いだけど必要だからやっている」は長続きしないし、「面白そうだからやってみたけどやってみたらそうでもなかったからやめた」もしょっちゅうあっていい。
    我慢を伴う継続は本当に好きなことでないと難しい。

  • 最近この手の本が頭に入ってきません。
    人情や感動のほうが受け入れられます。
    教師脳に向かいつつあるのか?

  • デスクワークの能力よりも仕事上で関わる人に興味を持てるか、いい関係をつくれるかなどといったことのほうがより重要。企業で出世できない高学歴ホワイトカラーは、100%の確率でこののが欠けている。
    仕事の成功には3種類ある。
    ポジションの獲得
    大金を稼ぐ
    世の中で評価される。
    どれをゴールにするかによって学歴の持つ重要性は全く異なる。

  • あまり印象に残らない残念な本。

  • 一気に読めた。計画に縛られず、理論だけでビジネスをするのではなく、臨機応変かつ柔軟に対応することが残念にならないためのポイントと説いているようだ。

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著者プロフィール

知識工房 代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社 知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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