- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532263072
作品紹介・あらすじ
こっそりやってた副業、なぜバレた?副収入の無申告、扶養控除の間違い、調査官の意外な心理…。なぜ不正や申告漏れは隠せないのか。会社員もはまる落とし穴とは何か。マイナンバーの導入で何が起こるのか。元国税調査官が明かす、税務署と税務調査の実態。日経電子版の連載コラムを大幅加筆のうえ書籍化。きっと、あなたもハッとする。
感想・レビュー・書評
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税務署のチェックがどのようにやられているのか分かりやすく書かれていた。特に理容室での調査の仕方などふむふむと思いながら読んだ。関西の話ばかりなので東京ならではのケースも知りたいと思った。(そんなに変わらないのかもだけど)
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初めに「税務署は見ている。」を読んで、分かりやすかったので、「B勘あり!」さらに「税務署は3年泳がせる。」を読了しました。なんだろう、この読みやすさは・・・。飯田さんの文章は私にとって分かりやすくて合っている気がします。新刊が出たら、読んじゃうだろうな~。「B勘あり!」を読んでる最中は、「マルサの女」が観たくてたまらない気持ちになりました。経営者側の描写が、なんかリアルで面白かったです。
税理士の業務内容も知ることができたし、来年の申告で会場に行った時は、税理士さんの姿、もっとよく見たいと思います。 -
目次を見るだけで、そうなの?そうなんだ!という感じで、詳細を読みたくなる。
税務署目線で語られているので、それなりに面白い。アフィリエイト収入や、扶養控除の意外な盲点など、へぇという感じ。
事の事象は会話ベースでイメージしやすく、一ネタがちょうどいい短さ。 -
元国税調査官のコラム集。レシートに4W1Hを書いてもらって、費用になるかどうかを自分で考えてもらうというのは良い方法だと思った。売上のために使うお金だと自覚してもらうのに最適かと。
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国税庁にはKSK(国税総合管理システム)が導入されており、確定申告の売上額、仕入額、外注費や、テレビに出たお店の情報も。マイナンバーで名寄せが容易に。調査官はSNSやブログの内容もチェックしている。〇〇に海外旅行、愛車は〇〇。FXの儲けは捕捉しており3年間様子を見て無申告が確定した時点で重加算税も併せて課税する。せどらーも3年間は泳がされる。ブログのアフィリエイト収入もバレる。事業を継続するなら白色でなく青色申告を。国税調査官として全国のお金持ちを調べたら、「お金持ちイコール幸せ」かと思いきやそうではなかった。
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知らない世界の一端を知れて勉強になる。日常的にも気をつけなきゃなという内容が多い。小説とかでドラマティックに読みたいテーマとも思う。
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読み終わった時には、もう少し具体的な対応方法が書いてあればと感じました。
ただ、税務署も一概にまとめられる内容で来るわけでは無いので、この一冊にまとめるのは難しいなと理解できました。 -
・当たり前だが、必要な税金は納めないといけない
著者は税務署の実務を紹介しながら、納税意識の啓発に努めているスタンスである
・税務署の実地調査率は法人で4.3%、個人で1.4%らしい。単純に法人数で割った数とかでは無いと思うが、かなり高いと感じる
・税務署の調査は、実地調査で対面して行うのが中心。帳簿や受け答えに嘘がないことが大事
きっかけ:コツログの節税についての記事を読んで
読了日:2020/08/05 -
税務署の仕事を、一般の人に分かりやすく書いた本。
まぁ、きちんと申告していれば、マルサとか心配せんで良いってことかな。 -
飯田氏の著作ははじめてよみましたが、非常によみやすくスイスイ読み進めることができました。
また税務署の業務がその場面が目にありありと浮かぶほどリアルに描かれており、すっかり没入して一気に読み切ってしまいました。
また業務委託と雇用契約の違いなど、一般市民にとっても「ああ、そうなんだ、なるほど」と思わせられる税務知識もちりばめられています。前作の「税務署は見ている。」も読みたくなりました。