しくじる会社の法則

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
2.85
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 54
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532263348

作品紹介・あらすじ

☆社長の"愛車"をチェックする、あえて訪問先で迷ったふりをする、店舗やオフィスを3カ所以上は訪ねる、工場では設備よりも人の動きを見る、受付・エレベーターホールやバックヤードを観察する……。30有余年にわたり企業を取材してきたベテランジャーナリストが、豊富な経験から「しくじる会社」と「伸びる会社」を見分ける方法をシンプルに解き明かします。

☆いま絶好調の会社といえども、10年後も元気なのかは、なかなか分かりません。では、どこに注目すれば、長く成長する会社、ほどなく消える会社と判断できるのでしょうか。「数字」はもちろん大切だけれど、それ以外の部分に着目、会社や社員の雰囲気、経営者のキャラクターなど、取材記者ならではの視点から説明します。

☆「新米記者にも丁寧に接した某大物経営者」「ぞんざいな態度で名刺を投げた部長のその後」「会社より、自分を売り込むのに熱心だった社長」など、具体的な事例は、読み物としても楽しめます。取引先、就職先、投資先、自社の行く末……業種、規模にかかわらず、会社を見分ける目が養える1冊です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2023.03.17
    第6章 こんな取引先とはサヨナラしよう! で筆者の念いがぶちまけられているのが良い。書名より内容がよほど良い。

  • 最初は良かったのに、段々とベタベタした話し方に…
    ダメな会社をどうこう言う前に、自分の文章見直しましょう。

  • しくじる会社というかしくじる”経営者”ということでしょう、結局は。リーダーの人となりが重要だということだと思う。著者の目線は厳しくも温かさがあり心地よい。

  • とても納得できるところと、斜め読みしてしまったところが混在。筆者が書くように「計測不能な定性的な部分での会社分析のヒント」として、本当にそのとおりと思える内容も多いのだが、第2章のトランプさんの話はとってつけたようだし、第3章と第6章も別になくてもよかったかな…と。なんかちょっと残念でした。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1956年、東京生まれ。1979年、早稲田大学政治経済学部卒。
日本経済新聞社に入社。編集局産業部、日経ベンチャー編集(日経BP社)、出版局編集部次長兼日経文庫編集長などを経て、1999年フリーランス・ジャーナリストになる。
1999年4月~2011年5月まで(財)共用品推進機構機関紙「インクル」編集長を務める。
専門分野は高齢者・障碍者ビジネス、中小・ベンチャー企業経営、商品開発・マーケティング。
『障害者が輝く組織』(日本経済新聞社2010年)、『R60マーケティング』(共著、同、2008年)、『いきざま』(編著、小嶋勇著、日経BP企画、2007年)など、編・著書多数。

「2013年 『「非常識」を「常識」にして成功する経営 人生ひとつも無駄なことはない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高嶋健夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×