誰にも聞けなかった新聞によくでる経済データのよみかた

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532310011

作品紹介・あらすじ

「失業率5%超」…これって深刻なの?「消費者物価連続28カ月下落」…モノが安くなってめでたい?よく目にするけれどピンと来ない数字が、実際のくらしにどうかかわるか具体的に教える。

感想・レビュー・書評

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  • "経済データをどう眺めれば良いのか?また、誰かにわかりやすく説明するには、どんな言い方がいいのか?という視点で購入。対話形式でわかりやすく解説している。
    気に入らない点を私はあまり指摘しないが、この本では指摘せずにはいられない。
    労働法制をあまりにも軽く見過ぎている点がとても気になった。道路交通法のスピード違反の感覚より、軽い印象を受けた。よく、スピード違反については、見つからなければ大丈夫という「空気」ができあがっていると私は感じている。この本では、サービス残業はどの会社でも普通にあることで、法律に違反していることなど気にもとめていないように感じた。
    こうした本が「空気」を作っていく一端を担っているのであれば、この本は他の人にお薦めできない。

    個人へ資本の配分がなかなか届かない要因の一つが、軽く見られている労働法制 こんな空気があるのが一端だと思う。
    どの政府でも内需拡大と景気対策は必ず公約に掲げるものだ。個人消費を引き上げるために何をするべきかを、従来にない発想で実現してほしいと切望する。"

  • 目的に合わせた検索がしにくい。

  • 財務省や総務省から出されているデータについて
    それぞれ何を示したデータなのかが詳しく、そして
    やさしく解説されています。
    但し「新聞によくでる」というタイトルですが
    データは日経新聞しか載らないでようなデータに
    ついての解説が多いかなぁ。

  • 商学読 331.19 2002

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著者プロフィール

小塩 隆士(おしお・たかし):1960年京都府生まれ。83年東京大学教養学部卒業。2002年大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)等を経て、現在、一橋大学経済研究所特任教授。主な著書に、『高校生のための経済学入門[新版]』(ちくま新書)、『再分配の厚生分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞受賞)、『社会保障の経済学(第4版)』(日本評論社)、『公共経済学』(東洋経済新報社)、『くらしと健康』(岩波書店)、『日本人の健康を社会科学で考える』(日本経済新聞出版)ほか。

「2024年 『経済学の思考軸 効率か公平かのジレンマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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