ワークショップ・デザイン: 知をつむぐ対話の場づくり
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2008年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532314033
作品紹介・あらすじ
メンバーの主体性と相互作用を、より効果的に育む組プログラムづくりの手順とポイントを、初めて体系的に解説。17種類の実践プランも紹介。
感想・レビュー・書評
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ワークショップの企画から実践までの解説書
図表や、写真が多様されていてわかりやすい
6章立て
1 導入編 いまワークショップが熱い!
2 基礎編 ワークショップをデザインしてみよう
3 技術編 アクティビティを使いこなそう!
4 実践編 さまざまな場面で実践してみよう!
5 研究編 ワークショップはつくり込みで決まる!
6 熟達編 ワークショップ・デザインの力を高める
印象に残ったもの
基礎編 起承転結型のプログラムなど9つのパターンがそれぞれ円上に図示
基礎編 プログラムの構成要素が流れ図
基礎編 ワークショップの小道具
技術編 知的フレームワークの紹介
実践編 17の場面、それぞれに、シートが用意され、問題事項を解説
研究編 手書きのタイムテーブルで、振り返りと、問題提起
熟達編 できた対象への、微調整、ゆらぎ、変化、組み換え詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
研修や分科会を企画する時に、参加者に持って帰ってもらいたいと思っている事ははっきりしている事が多い。
ただ、それをいかに形にして作り込むかは今まで苦労してきたし、今もそう。
この本に出会えて良かったのは、様々なワークショップの形が紹介されている事はもちろんのこと、プログラムの基本形を考える、という根本的な概念を非常に分かりやすく解説してくれているところ。
起承転結型、体験学習型、発散収束型、問題解決型、目標探索型、過去未来型、発送企画型、環境適合型、組織変革型のそれぞれに、自分の考えを当てはめる事で、ワークショップの焦点がはっきりする。
あとはプログラムの無駄を削いだり、補ったりすればいい。
こりゃしばらく手放せないな。 -
会議、ワークショップの進行の仕方に活かせそう。基本の型、進行表は実際に使ってみたい。
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ワークショップとは何か? どう進めるか? が非常に具体的に書かれている.「ワークショップ」というと大掛かりなイメージが私にはあったが,例えば職場の改善アイデアをみんなで発想して実行プランを作るというようなケースでも,望む結果を得るためにはきちんと進行を設計する必要があるということが分かった.ワークショップのネタ帳として (も) 役に立つ本である.
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ワークショップは、①チーム(グループ)、②プログラム、③ファシリテーター、という3つの要素から構成され、①②を事前に設計することをワークショップ・デザインという。
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この1冊でワークショップの作り方がわかります。時間配分や空間の使い方、ツールやコンテンツの紹介など至れり尽くせりな内容です。
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ワークショップの型、パーツ、落とし穴などがたくさん載っていて、参考にしやすい。