ホウレンソウはいらない!: ガラパゴス上司にならないための10の法則

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532317416

作品紹介・あらすじ

何度も同じことで怒るプレイングマネージャーにならないために。草食系部下をまとめ、チームとして結果を出す仕事術。

感想・レビュー・書評

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  • ■ビジネスマインド
    1.ホウレンソウができていないことに関して注意をするというのは、すでに時代錯誤な仕事術なのです。ワークフローがあるシステムを入れておけば、ホウレンソウは必要ないからです。
    2.過去のことに多くが費やされているミーティングは、ものすごく無駄なのです。ミーティングとは本来、何かを作り出すため、意思決定をするため、たくさんのオプションの中からどれを選ぶかなど、未来をつくっていくための議論をする場です。
    3.マネージャーがやらなければならないこと:過去に関する仕事をやめる。仕事の全体像からタスクを分解する。体系立たせる・プロセス化する(営業するための30項目など)。ホウレンソウのフレーム化。スマートミーティング。クラウド化。
    4.草食部下へのコミュニケーションステップ:なぜこれをやらなければならないかを詳しく説明。任せっぱなしにせず、頻繁な進捗管理を。どのような成果物が必要か明確にする。

  • マネジメントについて知りたくて読書。

    今、仕事上での部下はいないが、成果を出し、成長し、収入を上げるためには効率化をしないといけない。

    ルーチン化されている業務が全体の8割。それをいかにして自動化やシステム化して減らして、未来を考えるクリエイティブな時間へ割り当てることが上司の役目だと著者は説く。

    そのためにはメールに依存したホウレンソウは時代遅れで、クラウドを活用した共有できるフレームワークで効率化をするべきだという話。

    クラウドとモバイル機器をもっと活用する。
    日々やっているルーチンワークを見直して自動化できるものを考える。
    集中するべきことへ集中する。

    1対49の1へ常に集中する。そうすれば成長できる。

    自己客観視と自己分析が重要だなと思う。

    読書時間:約35分

  • マネージャー向けの本

    ホウレンソウ
     目的を聞く
     ┗なぜこれをやるのかを詳しく聞く
     いつまでにどのような成果物が必要か聞く
     頻繁に進捗報告をする

    非クリエイティブな仕事は効率化
     └ルーティンワークなので効率化して、クリエイティブな仕事に注力する
     
    ルーチンワークはシステム化して、未来のために時間を使う

    フレームワーク仕事術の4つのメリット
     チームマネジメント力がアップする
     進捗管理が簡単になる
     ノウハウ蓄積が容易にできる
     効率化が進む

  • p.184
    7.ホウレンソウに時間をかける
    これは、フェイス・トゥ・フェイスで過去のことに時間をかけるのはやめよう、ということです。
    ホウレンソウはシステム化して、 もっとクリエイティブなことに時間をかけましょう。

    この本のポイントは、ここに集約されている。

  • 肉食系上司 草食系部下
    仕事の8割→非クリエイティブ
    未来のことに時間をかけるミーティング①ITであらかじめ資料に目②共通認識③建設的な意見
    体系立ててフレーム化→部下が自分なりに工夫

    1回身につければ永遠にリターンを得られるスキル→早打ち,☆簿記
    ノウハウ蓄積が容易にできる仕組み

    Basecamp ByApp OminiFocus サイボウズOffice

    ガラパゴス上司①本を読まない②いいメンバーがいないと思う→今いるメンバーでやるしかない③ホウレンソウに時間をかける④ITの練習をしない⑤外部要因思考

  • 内容は薄いが、情報共有などで管理をしっかりしたり、ルーチーンワークはフレーム化しようというところは、一部しかできていないのでやりたいな。

  • アンチテーゼっぽいタイトルに、つい手を伸ばしてしまったが、同じような主張を延々と繰り返すのみで、殆ど参考にならなかった。
    元々字数少なめだが、この半分程度の厚さに出来るのでは?

  • 暫定レビュー(後日清書します。)

    【良い点】
    ◆新たな知識を得た。または、今までの知識が整理された。
    ◆自分も「ホウレンソウは廃止したい」と漠然と考えていたが、裏打ちを得た。
    ◆得た新たな知識は以下。
     1.仕事を、クリエイティブと非クリエイティブに分けて考える。
     2.非クリエイティブは効率化できる。
     3.勉強する気にさせるには、その人のポジションが平均値以下であることを気付かせる。(危機感の創出)

    【いまいち】
    ◆最初は良かった。ソウカソウカと興奮しながら読めたところもある。途中から、だいぶ中だるみ。後半は我慢しながら読んだ。読了後の爽快感ゼロ。
    ◆同じ事例、同じフレーズが何度も登場し、クドイ。
    ◆図表が良く使われているが、9割はマンガのレベル。(理解を促進させるものではなく、単に紙面稼ぎ。)価値ある図表は1割だけ。
    ◆出来るだけ少ないネタで、無理矢理文字数を稼ぎ、紙面を埋め、そして1冊の本にした印象がある。ムダを省くだけで、恐らく10分の1のページ数になると思われる。
    ◆これも、効率化(レバレッジ)ということか?
    ◆書く方は効率が良いかも知れないが、読む方は効率が悪いぞ、こんなん。

    【結論】
    ◆内容は良い。しかし、内容は薄い。

  • 最近の若手社員には「草食系部下」が多いのだそうです。
    そもそも、草食系部下とは、
    ・仕事中心ではなくライフワークバランスを重視する
    ・言われた仕事しかしない
    ・リスクを取ることを嫌う
    ・周りの目を気にする
    ・理屈先行
    という特性はあるものの、頭はよく、ある程度道筋を示してやることで存分に力を発揮するタイプともいえる。

    本書は、そんな「草食系部下」の扱いに戸惑っているプレイングマネージャー必読の書と思います。
    タイトルがいまいち内容を表しきれていませんが、草食系部下の特性から活用時の注意事項まで解説しています。

    そこで、草食系部下を活用するには、
    ・ルーチンワーク的な非クリエイティブな仕事はパターン化することで効率化を図る
    ・部下への指示は、「常識」の違いがあることを考慮し、できればフレーム化して指示する
    ・進捗管理は、こまめにその都度行うが、「ホウレンソウ」ではなくITを活用する
    ・明確なゴールを示してやるとよい
    点に留意が必要である。
    そのため、プレイングマネージャーとしても、
    ・本を読む
    ・部下のレベルは自分に及ばないことを認識する
    ・考え方を変えることはできないので、それに気づかせるよう配意する
    ・ルーチンワークはパターン化する
    ・ITスキルをつける
    などガラパゴス上司にならないように頑張らなくてはならない。

    他に仕事へのITの活用(「クラウド」と言っていますが厳密な意味ではクラウドではなくグループウェアだと思われます)して業務の効率化を図るという記載もあるが、こちらも面白かった。

  • ガラパゴス上司は、わんさかいます。が、これから変化についていけないとキツイのは良くわかる。三十代はその分水嶺であることを実感する。

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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