「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則: 集中力を最高にする時間管理のテクニック
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532317614
作品紹介・あらすじ
「ハイ」と返事をしてもやらない、「その場しのぎ」の仕事をする、優先順位がメチャクチャ…なぜ仕事ができない人は「習慣的」に時間をムダにするのか?1980年の刊行以来、時間管理と仕事の進め方のコツを伝授する名著としてアメリカで読み継がれてきた超ロングセラーが登場。
感想・レビュー・書評
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BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/14.html
「これいいね!俺のためにあるような本。」とラサール石井さんが手にしたのは『
「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック
』」
「ダラダラするときは、ただひたすらダラダラしてしまいますね。色んなことに手を伸ばしているので時間はないんですけど。」
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目標をたて、計画をたてる。そして、入ってくる仕事について自分のたてた計画を確認し重要度を判断する。
この事を本書では推奨しているのです。
目標があれば計画をたてれる。計画をたてれれば不意に入ってきた仕事も重要度を判断基準に選別できる。
何事も目標をたてるという行動が重要だと説いています。
内容的にちょっとダラダラした感じがあります。テクニックとして一部に「秘書に頼む」とあり、課長職以上の方しか使えないテクニックもあります。
スマホなどデジタル機器を使ったテクニックは一切無いのは、80年刊行なので仕方ないですね。 -
仕事で成果を出すには、時間を有効に使うことは重要です。
しかし、毎日同じように会社に行き
同じような仕事をしていると
「時間のムダ」が「習慣」になってしまって、
時間を浪費していることがあっても、気付かないものです。
本日ご紹介する本は、
大切な資源である”時間”を
有効活用するためのノウハウを明らかにした1冊。
ポイントは
「強い関心」
当たり前のように1日が過ぎて、
また、当たり前のように今日と変わらない、明日が来ます。
時間は当たり前のように与えられます。
日本人が水道の水にあまり関心がないのと同じように
時間にも、関心を持ちにくいのが普通です。
まずは、「時間」に強い関心を持つことが重要です。
「コミュニケーション」
時間の浪費を招く元凶は
①意志の疎通を欠く
②勘違いをする
③相手の気持ちをキズつける
④相手の期待を裏切る
これらは、すべてやり直しが発生します。
コミュニケーションの品質は仕事の効率に
大きく影響します。
時間をうまく使うためには、コミュニケーションに
気を使うことが重要です。
「考える」
われわれは来る日も来る日も
同じ動作の繰り返しになれすぎて、
考えることなく行動していることが多いです。
”どうすればもっと良くできるか”
と言ったことを”考える時間”を取ることが重要です。
一度、”ルーチン作業”と”考える作業”を分けてみて、
1日の内で”考える作業”がどの程度できたかチェックしましょう。
「引き延ばし」
何事も、延び延びにすればするほど、
これからもずっと引き延ばしクセがつきます。
必要性や効率、結果に関わらす、
まずはクセとして、引き延ばさない習慣を
身につけることが重要だと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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時間という資源が他の資源と違う点は、使わなくてもどのみち消えてなくなるということ
時間の浪費を招く元凶=意志の疎通を欠く、勘違いをする、相手の気持ちをキズつける、相手の期待を裏切る
週に一度は自分の仕事に”背水の陣”をしいてみる
課題をいくつかの小部分に分けて、そのひとつに期限を設ける=とりかかる気になる
計画を立てるのを先延ばしにしていると、さらに厄介な時間を食う作業になってしまう
簡潔であるということは、情報を正確に伝達するためのカギである=上手に時間を管理することでもある
難しい仕事にとりかかるには、仕事を小さく分割すること
延び延びにすればするほど、これからもずっと引き延ばしつづける
毎日数分づつ、静かに考え、誰かのために何かする。したいこと、やれたことリストを書く。
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◆目次◆
第1章 「仕事のできる人」が実践する時間の上手な作り方
第2章 「コマ切れ時間」を一つに集める
第3章 仕事の「流れ」を加速する「ひと工夫」
第4章 仕事が格段にはかどる「優先順位」のつけ方
第5章 「浪費時間」を再生する方法
第6章 頭のいい「仕事計画」の立て方
第7章 「いざという時」のために使える時間を貯金する
第8章 最短時間で最大の結果を生む「速・仕事術」
第9章 「ゴール」を作って「引き延ばし癖」を克服せよ
第10章 「時間習慣」が人生を豊かにする
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b1dd53fd50bbb2ff.png
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1980年代に読んだら、名著だったろう。タイムマネジメントが普通になった今、当たり前の内容。見出しは、魅力的なんだが、本文はダラダラ。内容も新鮮味に欠ける。
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時間というものについて考えさせられる本。
まさに「時は金なり」。時間を大切にしようと思う今日この頃。 -
個人的には中盤が参考になりました。最後は駆け足でした。
全体を通して述べられている内容に際立ったものはありません。
しかしそれを自分がきちんと実行できているかと言うと別問題です。読んだからには生かしたい。
ということでさっそく最近さぼりがちだったto do listを復活させました。
本文で紹介されていたワークシートを早速作成したので、
早速一週間時間日誌をつけて、
次の月曜から一週間の作業表を作り、
時間日誌が終わったらそれをもとに予定表を作成してみたいと思います。
今年の目標はもっと効率的に仕事をこなす。 -
ビジネス(特にいわゆるサラリーマン的な)に重点を置いたものであり、内容は具体的なものであったが、ちょっと期待していたものとは違った。
しかし、後半に書かれている時間(自己)管理については、今すぐにでも私生活を変えようと思わせてくれた。 -
タイトルから期待していた内容と違っていたけど、仕事で実はダラダラしてしまっている部分を見つけるための方法が書かれていた。
仕事の「時間基準リスト」や「日誌分析」などすぐにでも使えることがいっぱい。
冒頭に「知っていることと実際に行うこととは、たいへんな違いである。」とあるように、本書を通して実践を促している。
読んでみて、今の自分に納得がいっていない理由がわかった。
自分は今スランプだと思い込んでしまっていること。未来志向型から現在志向型になっていて、もっと未来を見つめて、目標に結びつくことをしたがっているということ。
「変えたいという欲求がなければ何ごとも変わらない」
「問題が見つかったなら、解決策も見つかるはず。解決しないのは実行しないから。」
「自分の目標を書き出すことが大事。」
時間がある時にまとめてではなく、一日5分から始めようと思う。 -
分かってはいるけどなかなかできなこと、それは腑に落ちていない、本当に理解できていないこと。
GDOに通じる。
レビューの大切さ。 -
難しい仕事は分割せよ。この本からはこれだけ得た。得たことはシンプルに活かそう。