ストレスフリーの時間術: イライラ、ヘトヘトを元気いっぱいな状態に変える法

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.14
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532318697

感想・レビュー・書評

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  • ストレスを解消するための時間術。
    人生の目標に資することに取り組み、十分な休息を取り、ストレスから解放されるためのヒントが満載。自分の価値観や目標を定め、それに基づいて行動する、という考え方はTQと同じだが、こちらの本はもっと身近で実践的なテクニックを幅広く扱っており、その意味で読みやすい。
    章末には自己診断テストや賢人たちの言葉があり、これらもまた役に立つ。

  • <概要>
    ストレスを軽減し、本当に自分の人生の幸福を最大化するための時間の使い方、考え方、目標の立て方などを解説。

    主に仕事に追われるだけでストレスを抱えている人にとって
    ストレスをどう対処すべきか、自分のために人生を使うにはどうすべきか、というテーマについて考えることができる。

    ・本当に自分にとって有意義な目的は何か
    ・完ぺき主義に陥っていないか
    ・現実的な目標設定をしているか
    ・任せるところは他人に任せているか
    など自分を大事にするための考え方や仕事の進め方などを提案。

    ワークシートなどもあり、それをこなしていくことで自分の人生でやりたいことなどを再認識し、どう実現させていくかを発見することができる。

    <向く人・状況/向かない人・状況>
    向く人 ・状況
    ・仕事で疲れており、やりたいことがやれずにいる。
    ・仕事のせいで家庭が犠牲になっている。
    ・自分で仕事を抱えすぎており、他人に任せることができず、日々を忙殺されている。

    向かない人・状況
    ・仕事だけ(あるいはひとつのこと)に全神経を集中したい。
    ・仕事だけ(あるいはひとつのこと)のために他のことを犠牲にしても構わない(しなければならない)。
    ・人間関係のストレスに悩んでいる

    <感想>
    ストレスを軽減するための考え方や取り組み方、具体例、ワークシートなどが随所にあるため、自分自身にとってのストレスをどう管理するかがわかりやすく書かれている。

    単なる精神論でなく、論理的かつ実践的に書かれているのでどうやってストレスに対処していくべきか、を順をおって学ぶことができる。

    日ごろ、仕事だけのために時間を潰しており、職場や友人、家族からもそのことを指摘されたため、いいきっかけになった。
    ストレスを軽減するといってもアルコールや過食ではないため、健全なストレス管理法を学ぶことができる

    ただし、ストレスといっても特定の人間関係で悩まされているなどの場合には有効性はないかも。

    <読後活用できそうなことは?>
    やりたかった、新しいことを具体的にはじめたり、仕事だけに忙殺されている時間を見直すことができる。
    また目標設定に失敗して、自己肯定感を得られない場合、目標の見直し方が具体的にかかれているので見直すのにいいかも。

    <詳細な採点基準>
    個人的採点(5段階で)
    読みやすさ・・・・4
    (難しいことはいっていないが、一般的なビジネス書よりは読み応えあり。)

    オリジナリティ・・ 3.5
    (考え方自体に奇抜姓はない。いっていること自体は王道)

    理論的背景・・・・ 3.5
    (学者ではないが不特定多数の人間にアドバイスをしてきているので、ある程度理論的背景はある。)

    とりくみやさ・・・4.5
    (ワークシートがふんだんにあり、具体例も豊富なのでなにをすればいいかはわかりやすい。)

  • よくある「時間管理」について書かれた本ではなく、時間の使い方や作り方について書かれた本。

    仕事に忙殺されないためヒントがいろいろ紹介されており、とてもまっとうな内容だと思った。

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