成長思考: 心の壁を打ち破る7つのアクション

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532320904

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  • 成長思考 心の壁を打ち破る7つのアクション
    2016/7/21 著:赤羽 雄二

    著者は大学卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。1986年にマッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。2002年ブレークスルーパートナーズ㈱を共同創業。

    成長して、それまでできなかったことができるようになる。
    自信を持てるようになる。これは素晴らしいことである。一過性ではなく積み上げであり、自分の可能性がどんどん広がっていく感じがする。

    成長し続けることは、実はそこまでむずかしいことではない。成長は、人にとってごく自然なことであり、決して特別なことではない。「誰でも成長し続けることができる方法論とステップ」がある。本書はそんな成長の方法論とステップを以下の5章により説明している。
    ①成長を妨げる心理的ブロック
    ②成長できたのはどんなときか
    ③成長できなかったのはどんなときか
    ④成長するための出発点
    ⑤成長するための7つのアクション

    成長したい。
    飛躍的に成長して、それを継続したい。
    しかし、そんなうまい話は存在しない。
    行ったり来たりで徐々に成長を積み上げて大きくなる他ない。

    しかし、本書を読み行動に移すことによりそのスピードは幾分早くなり安定した成長を見込めることは確かである。成長するためにはゴールというか目標が必要であるしなぜそうなりたいのかというような信念のような思いも必要である。

    それがまずあってスタートラインにたつことができる。やみくもに頑張って成長しても大きく遠回りをすることにもなりかねない。しかし、方向性が定まってない中でも進みそして途中で方向転換しながら自分のゴールを見つけるという方法もなくはない。むしろ行動しないと見えないという点もある。

    本書でも大切なキーワードはやはり継続。
    浮き沈みはあるもののやはり継続し続けることが一番大切である。
    難しいそれを維持するメソッドは本書には記されている。

  • 読んだ順番の関係もあるけど、同じ作者が出した他の本の内容の焼き増しのような感じ(出した順番を考えて読んでないので、出版順は逆かもしれないけど)。真新しい話はあまりなかった。

  • 「おわりに」の章に共感した。
    一歩を踏み出そうとする時、何か新しい事をやってみたいと思う時、そんな思いはたまにある。でも、実際には、一歩も踏み出せなかったり、途中でやめてしまったりする事が多い。
    もし、最初の一歩を踏み出し、その後も進み続ける事ができたら、その先にどんな世界が見えるのか。
    多くの人にその景色を見て欲しい、そのための後押しをしたいと言う著者の気持ちに感銘を受けた。

  • 人は誰でも成長できる。
    成長するために、一番必要なのは自信。そして、ポジティブな心。
    大事なのはいつまでも自分は成長出来ると本気で思うこと。
    この本はそのための思考方法を教えてくれる。
    成長を実感し、成長し続けることでもっと自分が好きになれると教えてくれる。

  • ◆成長するための7つのアクション

    1 思い切ってハードルを下げる

    2 つらくない努力、楽しくなる努力をする

    3 自信をもつための工夫

    4 好循環を生み出す

    5 ポジティブ思考を身に付ける

    6 コンディションを維持する工夫

    7 人の力を借り仲間と成長


    ◆5 ポジティブ思考を身に付ける
    ・ポジティブな人は成長しやすい
    →ネガティブな見方をしたほうが楽だからネガティブな考え方をしている

    ・ポジティブになるための工夫

    ・相手によっぽどひどいトラウマがあると考える

    ・どうしてそういうことができるか観察

    ・いったんは判断を保留

    ・これも勉強になると考える

    ・ポジティブに見えるかネガティブに見えるか紙一重

    ・まったく別の解釈をしてみる

    ・まあいいやと寝てしまう

    ・どう見るかがすべて
    →アイデアメモ実践。ポジティブかネガティブかスタンスの違い

    →自分がどう見るか、どう思うかだけ

    ・ポジティブは伝染


    ◆6 コンディションを維持する特別な工夫

    <自分にとってのベストコンディションを知る>

    1 睡眠時間は必要最低限確保されているか

    2 起床が毎日変わらない

    3 朝昼夜同じ時間に食事

    4 たべすぎない

    5 定期的に運動
    →定期的に汗

    →その時間は他のことを忘れる

    6 その日やろうと思ったことをこなす

    ・意識してベストコンディションを維持
    →それが出発点であり、努力を最大限引き出す基盤

    ・必ず気分転換する・体を動かす

    ・いい加減さが大切

    ・過度かどうか

    ・なんでも相談できるメンター・アドバイザーをみつけるステップ

    1 同年齢(金子さん) 5歳上(真鍋さん・のんちゃん) 10歳上(藤さん) 5歳下(中村さん) 10歳下(小川さん)の5世代リストアップ

    2 それぞれもっともよさそうな人を食事に誘う

    3 食事をしながら話すと相談したい相手か見えてくる

    4 困ったときメールで相談

    5 一人目を書いたら同文で宛先かえて送信

    6 半数以上が数時間以内に返信くれヒントを得られる


    ◆おわりに
    ・成長の実感

    ・自信を持つ・自信を回復する

    ・前向きな気持ち

    ・自分を好きになれる

    ・人にやさしくなれる

    ・成長の輪が広がっていく

  • 成長するためのコツ、ごくごく当たり前のことが整理されている。著者の他の本と大きく変わらなずい。自分への肯定感が自信につながり、成長し続ける事が出来る。成長すれば自分を好きになり、人に優しくいられる。ごく当たり前の内容。

  • 成長するための具体的な方法論。「ゼロ秒思考」同様、どう行動すればいいか、何から始めればいいかが凄く丁寧で取っ掛かりやすそう。
    自信を持つための工夫をする。ポジティブ思考を身に付ける。など、成長できてる人にはごく基本的であろうことから述べられていて、なるほどな〜という感じ。
    自信は意識して付けるもの、というのが目からウロコ。

  • 2017 3 19

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287957

  • 赤羽さんのセミナーを受けてから、1年ほど経ちますが、新しく書かれた本にも、そのセミナーでのメモ書きのエッセンスが入っているので、復習にちょうど良いです。初めて読んだ方でも、すぐ実践にうつせるものばかりじゃないかなと思います。メモ書き、情報収集の仕方など、非常に具体的です。パワハラ上司含め、たとえそれが親であるとしても、「自分を否定する人からは全力で逃げる」というのは、大いに納得いたしました。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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