安売りするな!「価値」を売れ! 新版
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2017年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532321574
作品紹介・あらすじ
SNS時代に選ばれるために!
ロングセラーが全面改訂!
SNSが普及したいま、お金をかけず、
お客さまとゆっくり関係性を築くことが容易になりました。
これは、あなたの商品・サービス・ブランドの価値を伝えることが、
よりカンタンになったってことです。
販促物、店舗運営、SNSの発信……
すべてを「関係性」というキーワードで考えてみましょう。
●商品やサービスに独自の価値はない
●時代は「つながりの経済」へと移行
●入社したとたん800件の問い合わせがきた新卒美容師
●関係性を築く5つの視点
●好きなことをしているとそれが価値になる
●あなた自身が情報の「フィルター」になる
●お客さまを「かたまり」として捉えないこと
●「売ってください! 」とお客さまからいわれる存在
●逸脱は新しい価値を生むエネルギー
……など、「つながり」の時代に、
あなたの商品・サービス・ブランドを独自化し、
その価値を伝える方法を徹底的に伝授します。
【構成】
第1章 あなたの「価値」はどこにある?
第2章「ゆるやかな関係性」という価値
第3章「個を出す」という価値
第4章「好き・楽しい」という価値
第5章「編集」という価値
第6章「逸脱する」という価値
※2011年発行の『安売りするな! 「価値」を売れ! 』を全面改訂した新版です。
全体の8割ほどが新たな内容となっています。
感想・レビュー・書評
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売れる商品はない。
売れる売り方があるだけ。
頷きっ放しの内容でした。
SNS時代に入り、物の売り方も当然変化してきた。
個人の繋がりがものを言う。
情報の洪水の中で、選ぶのは個の繋がりから。
モノの飽和時代で、なぜその品物、サービスを選ぶのか。
耳が痛くなる節も多かったが、その分、行動に移したいと思う一冊でした。 -
溢れたものから選ばれるのは商品の機能ではなく、人を介した物語が大切になる。
マーケティングは基本の型を少しおさらいしつつ、メモを活かしていきたい!
・ 価値を伝える
・ 使い方の提案
・ 売れるうりかたを考える
・ 情報を発信
・ 編集力
・ ストーリーを伝える -
2017年の改訂版。前の方が具体例が多く、本作の方が抽象度が高い気がした。各章それほど長くなくさらっと読めるし、ビジネス上常に心に留めておきたい内容ばかり。忘れた頃にパラパラと見直すという使い方をしたい。
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売れる商品はなく、売れる売り方があるという筆者の主張は納得。私が所属している会社もスペックなどは高品質のものは作り出しているが、消費者と関係性を作り出すような売り方はできていないなと反省。参考になった。
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『個の時代』という言葉をよく耳にします。特に個人事業や小規模な組織ではそれが顕著になっていると感じます。その状況を加速させたのが、インスタグラムやYouTubeをはじめとした、SNSです。
もちろん、従来からあるチラシなども重要なツールですが、それを利用する時にも独自性が必要である事がわかります。とにかく現状ではSNS必須!
『夜明け前が一番寒くて暗い(P63)』が本書で最も印象に残る一節です。コロナショックから早く抜け出すためのフレーズなのかもしれません。 -
九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1376031 -
この本の中で成功と捉えられているケースは、あくまでも目先の売り上げの達成。
Twitterでよく見る、肩書きを組み合わせ、分かりやすさや個性をまず全面に押す人を是としているが、中長期的なブランディングの視点からはどうだろうか?