ビジネス・エコノミクス

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532350833

作品紹介・あらすじ

トヨタ、松下、セブン‐イレブン…。ニュースでよく見る企業はどこでどう儲け、何を武器に競争に勝とうとしているのか。価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、国際経済学など経済理論を駆使して企業の動きを見抜く!経済学でビジネスを読み解く、画期的テキスト誕生。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00042126

    牛丼チェーンの安売り戦略、赤ひげの価格差別、伊勢丹カード、などたくさんの実例をベースに企業の経営戦略をミクロ経済学の観点から解釈した興味深い本である。トピックとしては企業の価格戦略、情報の経済学、契約理論、ゲームの理論、そして著者の専門の国際経済学と多岐にわたっており、実際読んでみるとその面白さに引き込まれてしまうだろう。アメリカのビジネススクールのテキストにも似たような趣旨で書かれた本はあるが、それよりも遥かに内容が豊富で読みやすく面白い。「新しいミクロ経済学」の副読本としてお薦めの1冊である。

    (推薦者:経済経営学類 井上 健先生)

  • 経済学の入門書。
    現在は2021年に第二版が出てるらしい。
    機会があればそちらも読みたい。

  • 経済学が企業経営にどう影響を与えているかを簡潔、読みやすくまとめてくれてはいるが、そこまで経済学を強調することか、とは思った。もちろん読み物として面白かったです。

  • とっても授業のネタになる本。軽くて楽しい。

  • 大学院生のときに読んだ、自分的ビジネスエコノミクスのバイブル。経済学が実際のビジネスにどう活かされているか体系的に理解できるし、何より殆どのページが現実の企業のケーススタディーになっているため、イメージがしやすい。
    また、よくある新書と違って350ページくらいあるので、「戦略論をガチガチに学ぶ気はないけど、入門的な軽い説明は求めてない」という人や以下のテーマ(本書から抜粋)にワクワクする人は読むといいと思う。

    ・百貨店とチェーンストアのビジネス戦略
    ・金融機関に見るモラルハザードと逆選択の展開
    ・ゲームを有利にすすめるためには
    ・巧妙な価格戦略の裏を探る

  • 読んでおいて損はない

  • 2004年の本なので、事例は古いが、経済学と経営学の観点から、ビジネスエコノミクスを解説している個所が非常にわかりやすい。できれば、最新の事例をこの観点から分析した最新版を出していただきたい。

  • 出版から10年経って、引用された事例は古いが、内容の軸は、今も通用すると思う。
    10年前に一度読んで、今回また読んだ、10年後読み返し、どう感じるか試してみたい。

  • 日本企業の経営戦略を解説した本
    松下、資生堂、トヨタ、キリンの独特な流通チャンネル戦略や
    問屋の機能やタクシーの契約形態など
    興味深い話が盛りだくさんだった。

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著者プロフィール

東京大学経済学部卒。経済学博士。現職:東京大学名誉教授・学習院大学国際社会科学部教授。経済財政諮問会議議員、復興推進委員会委員長などを歴任。専門は国際経済学。著書に、『入門経済学』(日本評論社)、『ゼミナール国際経済入門』『ビジネス・エコノミクス』『ゼミナール現代経済入門』(すべて日本経済新聞出版社)など多数。

「2022年 『図解 はじめて学ぶ みんなのお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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