通貨燃ゆ: 円・元・ドル・ユーロの同時代史
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2005年3月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532351410
作品紹介・あらすじ
権力を見て経済を忘れず、経済を見ては権力の動態を知ろうとする。通貨問題とは、そうした視点の往復運動によってはじめてとらえることのできる何ものかだ。ニクソンショックから円圏構想、ユーロの本質、人民元論議まで、現代史と覇権分析の視点で問う異色の通貨論。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000020933
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4532351413 325p 2005・3・14 1版1刷
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国際通貨、あるいはその資質を持つ通貨の変遷を通貨ごとに追ったもの。
ドルがポンドを突き落としたブレトンウッズ体制は、経済史のエポックメイキングであり、その経緯もこの本で詳述されているが、その中において英国を代表した、ケインズの悲愴な奮闘についての叙述が印象的。 -
第二次大戦後、いかにしてアメリカはイギリスから盟主の座を獲得したのか?
プラザ合意による日本崩壊プログラムとは?
元切り上げの裏舞台、ロシアの描くアメリカへの反撃の妙手とは?
これらの事情に興味のある人は必読です。
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