通貨燃ゆ: 円・元・ドル・ユーロの同時代史

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.22
  • (2)
  • (2)
  • (13)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532351410

作品紹介・あらすじ

権力を見て経済を忘れず、経済を見ては権力の動態を知ろうとする。通貨問題とは、そうした視点の往復運動によってはじめてとらえることのできる何ものかだ。ニクソンショックから円圏構想、ユーロの本質、人民元論議まで、現代史と覇権分析の視点で問う異色の通貨論。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000020933

  • 4532351413  325p 2005・3・14 1版1刷

  • 国際通貨、あるいはその資質を持つ通貨の変遷を通貨ごとに追ったもの。
    ドルがポンドを突き落としたブレトンウッズ体制は、経済史のエポックメイキングであり、その経緯もこの本で詳述されているが、その中において英国を代表した、ケインズの悲愴な奮闘についての叙述が印象的。

  • 第二次大戦後、いかにしてアメリカはイギリスから盟主の座を獲得したのか?
    プラザ合意による日本崩壊プログラムとは?
    元切り上げの裏舞台、ロシアの描くアメリカへの反撃の妙手とは?
    これらの事情に興味のある人は必読です。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1957年、香川県生まれ。1984年、東京大学法学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社。「日経ビジネス」記者として、ロンドン支局特派員など海外勤務も経験。2014年から内閣官房参与として安倍晋三総理の外交政策演説を担当。現在は、筑波大学特命教授。著書に『安倍総理のスピーチ』(文藝春秋)等がある。

「2023年 『日本の「平和」と憲法改正』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷口智彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×