- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532352530
感想・レビュー・書評
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Wed, 04 Jul 2007
明らかに「女子大生会計士の事件簿」シリーズの尻馬に乗ってる感じもしましたが,,,
社労士の扱う,労災や年金などの話は,最近社会保険庁問題や,偽装請負などの雇用問題でとみに話題ですから,その辺が手軽になんとなく雰囲気がつかめたらいいなあという期待も持ちつつ読んでみました.
年金の額が少なくなっているのを過去の転職歴を調べて修正したり,
リストラでの雇用調整を年金やその他の知識をつかってリストラせずに人件費を圧縮したり,
一度は労災がおりないといわれた案件に様々に証拠を集めて意義申し立てて労災を認めさせて遺族に感謝されたり,
「意外と社労士の仕事もドラマになるもんだなぁ~」
とおもいました.
まあ,過去を振り返っても労働関連法規と社会保険・年金問題が同時にこれほど注目されている時代も稀でしょうから,
実は社労士に対する注目は上がってくる時期にあるのかな?と思ったりしました.
この辺軸に連続ドラマとか作ったらおもろいかも・・・・.
そういえば,士業が主人公のドラマって,やっぱり大半が弁護士ですかねえ.
サスペンスもんだと,ほとんど探偵扱いになってるけど・・・.
検事だと(士業じゃないけど)「HERO」があるし,行政書士で「カバチタレ」か~.
カバチタレは法律相談ののりっぷりが,弁護士業法違反だとかなんだとか,ある意味,
行政書士業に誤解を招いた作品でもあったようですが.
公認会計士が主人公のドラマってあまりないね.
企業会計責任や,M&Aなど会計的キーワードがこれだけ注目されてきた時代だから,「女子大生会計士の事件簿」
のドラマ化とかは真面目にアリかもしれませんね.
「さおだけ屋は何故潰れないか?」で著者自身も有名になったことですし.
そのつぎに,社労士,税理士,不動産鑑定士,司法書士,中小企業診断士・・・・・結構,それぞれドラマにしたら面白いかも~.
まあ,税理士についてはクライアントを救う=税金減らす,ってな節税Tips的なドラマになりかねないので,
ちょっと社会的に問題が生じるかもしれませんが・・・・・.
話は,それましたが,本書はなかなかよかったっす.
労働問題に疎い,労働者権利に疎い日本故に,社労士はもっと注目されてもいい職業かなーと思いました.
今は,社労士だけじゃなかなか食えないらしいけど.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主婦社労士のおすすめ
これを読むと、実際に開業して地域に根ざした事務所として顧問等になった場合、どんな事が起こって行くのかが、わかりました。
これ読んで、
『本当に"社労士一本で食べていきますか?"』
と、尋ねるとすると、
noっぽい…
でも、せっかく興味を持ったし、基本を学べばやれそうな気がするし、
法律に強くなる事はいい事なので、
続けようと思います。 -
「女子大生会計士」から発想をいただいたものでしょうか。社労士というものが単に社会保険の事務手続きをするだけではなく、労働者を守るために様々な手立てを講じることができる職業だということが感じ取れました。
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社労士資格保持者(予定)としては、とても興味深かったし、面白かった。
もし社労士事務所へ転職したら、こんな感じかな~と綾花を自分に置き換えて読んでしまった。
女子大生公認会計士みたいに、シリーズ化すればいいのに、 -
社労士の仕事のイメージを作りたくって読み漁っているのですが、小説タイプの本書を見つけたので、購入。ストーリー仕立てのケースだと考えると、なかなか面白いし、勉強になる。
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社労士試験に合格して読んでみた本♪
開業本を探しに行ったんだけど、一緒に並んでたので買ってみました♪
社労士の仕事がドラマチックに書いてあるので読みやすいです♪
社労士ってなぁに?の疑問にきちんと答えてくれる本です♪