収入減から家計を守る「妻の働き方」宣言

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.09
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353810

感想・レビュー・書評

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  • 家計の本では、すごく参考になった。うちは教育費が足りなそう。

  • あんま。結局働けってことね。

  • 主婦は働くべきというスタンスが
    反感を買うかもしれないが、

    安心できる生活を送るのなら、
    家計の収入を増やすために
    主婦が働くのはいいことだと思います。

    日頃のちょっとした節約では
    子どもの教育費とか、老後資金とかは
    まかない切れないでしょう。

    また、年収が高いからといって、
    いつまでも安泰な生活が送れるとは限らないことを
    この本は教えてくれます。

  • これからパートを始めよう、というときに読んだので、
    いいタイミングで読んだかな、と思います。

    内容は、かなり「専業主婦なんてもってのほか!」
    「夫婦正社員で、共働きした方がいい!」を主張するものでした。
    専業主婦で、旦那さんや子供をしっかり支えるのが理想、
    という考えを持っていたので、
    この著者の考えにはなかなか賛同しがたいものがありました。

    ですが、人生設計を詳しくかかれていて
    参考になった部分も多いです。
    教育ローンや住宅ローン、保険。
    なかなか踏み込めない内容も、
    簡単にわかりやすく書かれているので読みやすかったです。

    ・妻が働いた分だけ余裕が生まれる
    ・子供は早く産むべき
    ・妻の働くタイミングは、子供の年齢でなく、
    妻の年齢で考えるべき
    ・生命保険は夫3000万、妻1000万が妥当
    ・妻の収入は、半分貯蓄、半分家族で娯楽に使った方が
    働きがいがある

    など、参考になりました。
    これからパートに出ようかどうしようか、と悩んでる人は
    とっても背中を押される内容になってるので
    読んでみてもいいかもしれません。

  • 今より子持ち主婦が働き続けることに世間の理解が少なかった時代の、2人のワーママ経験者の共著。
    出産退職する主婦の家のケース、破綻っぷりがすごい。残高のグラフが枠からはみ出しちゃってるから。ま、うちと似た部分もあるから身が引き締まるけど

    高収入でも、支出がその分増えていく“ザル家計”。
    50代夫婦では、教育費と老後の生活で2度破綻。
    大学生への仕送りの額は、今時の不況で月10万円弱。学費に月5万円の奨学金利用がよい(私大文系で年間学費の半額相当)。
    103万の壁より、130万円の壁。社会保険料がかかるようになる。さらに増えて、160万円を越えたらそれらを払っても手取額は多くなる。
    育児休業は、雇用保険で定められている。
    育児休暇中は雇用保険だけでなく社会保険料も免除され、もしも休業中に給与がもらえる場合でも80%未満なら育児休業給付は支給される。知らなかった!ダブルでお得!(いいなぁ!)
    妻の再就職はきびしい。でも、仕事は必ずあると信じること。この励ましは、いいね。
    FPのブログやホームページは、マメに更新していると業界で評判になりやすくて仕事が舞い込むこともある。
    塾には、進学塾と補習塾とがある。
    3人の子どもの学費をこども保険で準備したという筆者。ソニー生命だ(私と同じ)。
    大学院にいるあいだまで奨学金を借りていると、500~700万円までに借金が膨らんでいる可能性も!高い。
    教育資金は多めに考える。正社員でそれなりに収入があれば、ひと月4~5万は貯める。
    住宅ローンは1年でも短く組むべし。ざっくりとした例で、1年短いと利息が48万円も減ったりする。
    ボーナス払いも、むやみに怖がらず(長期返済のほうが怖い)、5とか7万円台で入れると返済が早まり利息が浮く。
    共働きなら妻にも1000~2000万円ほどの生命保険を。共働きでも、妻が死んだとき夫が遺族年金を受け取れないのが一般的だから。
    医療保険は終身で60歳くらいで払い込みが終わる有期払いがいい。
    生活設計能力
    他人の家庭と生活を比較しない! 同感~
    自分にとって「幸せな家庭の形」
    子どもたちの年齢差は少ないほうが、生活設計立てる面では楽になる。

  • 最初の家計例が印象的。
    普通の家庭なのに、あっという間に破綻してしまう。
    だけど妻が月10万円働くことで、劇的に改善する。
    毎月のキャッシュ・フローをプラスにすることの大切さがよくわかります。

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著者プロフィール

1963年東京都港区生まれ。大学時代からフリーライター活動をはじめ、
マネーライターを経て、ファイナンシャルプランナーになる。

長女出産後に大学院に進学し、修士課程では生命保険会社の会計システムの
研究をおこない、博士後期課程では金融制度改革の研究をおこなう。
大学院は2000年に満期退学。
現在は新聞・雑誌・ウエブ上に多数の連載を持つほか、セミナー講師、
講演、相談業務などをおこなう。

教育資金のアドバイスをおこなう「子どもにかけるお金を考える会」と、
高齢者施設への住み替え資金アドバイスをおこなう「高齢期のお金を考える会」を主宰。
40代以上のひきこもりのお子さんに向けた生活設計アドバイスにも
力を注いでいる。

著書は、「ミリオネーゼのマネー術」(ディスカバートゥエンティワン)ほか、40冊を超える。
近著は、「ひきこもりのライフプラン」(精神科医・斎藤環氏との共著・岩波書店)。

「2012年 『高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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