「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本 新版

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532355425

感想・レビュー・書評

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  • 買うと決めたらやること
    1.情報収集は貪欲に
    2.分散運用している人は1箇所へ集約を視野に
    3.クレジットカードを整理
    4.住宅ローン情報をこまめに入手
    5.実印を作る

    著者の経験から住宅費支出は手取りの35%。
    おおむね年収負担率20%の水準。これを自分で計算してみることが大切である。
    また堅実な返済の為には年収負担率が25%超えていないかどうかが一つのポイント。
    もっとシンプルに考えて、今の家賃と同じ返済額を借りるという考え方は正解である。
    安易にローンの返済期間を伸ばさない。
    頭金は物件価格の2割は確保したい。
    ローンは一本ではなく、複数に分けてもよい。
    元利均等
    返済計画が立てやすい。
    元金均等
    当初は利息が大きく、返済が進むと減る元金に合わせて利息も減る。
    総額は少なくて済む。
    ただ元利均等が主流。
    住宅ローン減税
    年末のローン残高の1%の所得税が10年間戻ってくる。
    不足分があれば住民税からも少しプラスされる。
    家を買うなら保険も見直すこと。
    住宅費の分だけ減額できると考える。
    火災保険は建物にかかっており、家財の保険は追加が必要な場合が多い。
    また地震保険も任意である。
    一戸建ては20年を越せば建物価値は0になる。
    低い金利のうちに、ゆとり分でしっかり貯蓄。
    繰上げ返済をして残債を減らす。という攻めの姿勢で臨むことが特に重要。

    人生の三大資金。教育費、住居費、老後資金。
    ローン借り換えの目安は以下。
    返済期間10年以上。ローン残債500万円以上。借り換えローンと現状ローンの金利差が1%以上。

    ボーナスをあてにしない返済計画。
    ケーススタディ含め役に立つ良書。何度も繰り返して読んでいきたい。
    情報はこくこくと変わるので時代をキャッチアップしていかなければならない。

  • 新築マンションに対する考え方を整理できた

  • 2017年1冊目は、家購入の勉強。
    特に、今買う!ではないが、購入に興味があるので、手始めに。
    2012年に書かれているので、古い情報ではあるが、具体的な数字やケースが提示されているので、ざっくりと知るには十分。
    ただ、本当に購入しようとしたら、最新版を読んだり、専門家との対面相談が必要だが。

    たぶん、当分買わない(買えない)と思うが。

  • 実に退屈。人それぞれだとか、トントンだとか、家計によるとか、結局何の足しにもならなかった。

  • 具体的なデータや数字が挙げられていて、わかりやすく中身が濃かった。

    以下メモ。
    ---------
    ・負担感の少ない住居費支出は、「手取りの35%=年収負担率20%」程度まで。
    ・手元に残しておくお金は、最低でも生活費の6か月分、できれば1年分。マネー誌では、できれば6ヶ月分程度となっているが。
    ・購入した後にかかる経費は次の通り。
    ・田舎ではマンションを建てようという人はあまりいない。このことから、「人間は本来、一戸建てが基本」なのだと思える。
    ・50年間住んだ場合、戸建てでは1000~1500万円の修繕費が必要。
    ・「住宅性能表示」の制度による「住宅性能評価書」がついた物件は安心。評価書の取得は売主の任意で自己負担。評価書があると、ローン金利が優遇されたり火災保険が安くなったりもする。
    ・ボーナス払いの利用者は、全体の三割程度。
    ・ボーナスの減額で身動きが取れなくなるケースがままある。ボーナスはあてにしすぎないこと。

  • ★★★☆☆
    数字が具体的で勉強になる
    【内容】
    借りるより買った方がトク?お金はどこまで借りて大丈夫?一戸建てvsマンションどちらがいい?焦って買う前にこれだけは知っておきたい。

    【感想】
    家を資産として考える感じだった。

    【引用】
    * 下記2点をクリアできるならずっと賃貸でもいい
      ・連帯保証人を確保できるか(自分が爺になったら親は生きていないですよね)
      ・家賃を払っていけるのか(年金はあてにならない)

    * リバース・モーゲージ・・・自宅に住み続けながら、自宅を担保にして金融機関から返済不要のお金を受け取ることができる。

    * マイ・ホーム借上げ制度・・マイホームを終身で借上げ、家賃を受け取れる仕組み。

    * 住宅ローンの「年収負担率」は25%程度に抑える。20%ならなお良い。

    * 新築なら、「頭金」20%、「諸費用」5%の合計25%程度を現金で用意しておくと健全。

    * 手元に残しておく金額は最低でも生活費の6ヶ月分。できれば1年分。

    * 「繰り上げ返済手数料」と「事務手数料」のチェックもお忘れなく。

    * ローンを固定と変動の2本で組んで、変動の返済期間を短くすることで教育費とのバランスを取ることもできる。

    * 2009年10月以降引き渡しの物件には、「欠陥住宅保険」が付いている。

    * 今の家賃との比較は、ボーナス返済なしで全期間固定ローンで試算すること

  • 前の本も読んでいたのでこちらも購入。適度に情報がアップデートされている。

    お金の面からの話がわかりやすく記述されているのは変わらない。家を買う人にとっては必読の一冊だと思う。

  • -

  • 【家購入必読書】
    本当に家買おうと思う人は、ぜひ読んでおくべき本です。

    2019年まではさまざまな優遇処置があるようですが、だから今が買いということはないと思います。優遇処置後価格が下がることはよくあることです。
    家を不動産投資として考えるのであれば、話は変わりますが、純粋に家を購入するということであれば、「ほしいときにほしいものを買う」ことが健全な購入であるという結論にいたりました。

    ということで、家購入はまだ先になりそうですwww

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著者プロフィール

ファイナンシャル・プランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。千葉商科大学大学院MBA課程(会計ファイナンス研究科)客員教授。兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学商学部にて保険学を専攻。損害保険会社、生命保険会社勤務を経て、1998年にFPとして独立、現在に至る。「なごみFP事務所」にて主に個人のコンサルティングを主軸に、講演・執筆活動を行っている。二児の母。
教育費関連の主な著書に『「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)、『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』(青春出版社)、『親と子の夢をかなえる! “私立”を目指す家庭の教育資金の育てかた』(共著・近代セールス社)などがある。

「2021年 『緊急対応版「奨学金」上手な借り方 新常識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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