勝てるROE投資術

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 146
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532356194

作品紹介・あらすじ

銘柄選びの方法は?高ROE(自己資本利益率)の落とし穴とは?基本から実践まで、人気ストラテジストがやさしく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 2014年秋の刊行で、少々古いですが、今読んでも十分、旬の内容です。

    当時より、ますますROEが投資判断に重視されるようになりました。

    ROEについて、深く理解したい個人投資家さんにお勧めです!

    「タイトルは編集者さんがつけた」と本文にある通り、内容は「勝てる」ROE投資術ではないです。そもそも、自分であーでもない、こーでもない、と銘柄を見て、チャートを見て投資するのが本来。

    その際の参考書として、秀逸です。

    広木さんのマネックスのレポートや、テレビでのコメントはとても面白く、分かりやすいです。


    本書は、構成は基本中の基本、オーソドックスな内容で、ポイントをしっかり押さえていて、これ1冊をしっかり読みこなせば、投資スキルが引きあがること間違いなし! だと思います。

    途中、クスッと笑える記述が散りばめられている点が、広木さんらしいです。

    個人投資家さんに、お勧めの1冊です。

  • "過去の実績ROEの高さは株価に織り込み済み

    予想ROEが今後改善しそうな銘柄を探す

    バリエーション指標と組み合わせて、高ROEがまだ株価に織り込まれねいない銘柄に投資

    高いROEを維持できる企業を選ぶ。その際のポイントは、
    自己資本比率が高いこと
    売上高が伸びていること
    本業のマージン(営業利益率)が高いこと"

  • 図書館の人に返すと言ったので とりあえず返却する

  • 株式投資を再開したことだし、読んでみた。
    これからの投資はROE(自己資本利益率)に注目するのがいいらしい。その理由の一つが、JPX日経インデックス400というROEに重きを置いた株価指数ができたため。初めてしたけど、この指標はちょっと気になる。
    なお、ROEに注目とはいっても、現在のところ、高ROE銘柄は株価が下がっていく傾向にあるらしい。ただし、今後は高ROE銘柄を買うのがいいのではないかとのこと。いやでも、日本企業がROEを重視するようになってくるなら、なおさら低いとこのほうが株価があがるような気もする……。まあでも、PBRが低くてROEが高いという銘柄は確かにこれからあがりそうな気はする。
    こういう指標をみたうえで、今後は投資していきたいと思う。

  • ROEを利用した株式投資の方法について。
    もちろん、ROEが高ければ◯で低ければ×などという単純なことではない。
    しかし、うまくROEを利用するとよい流れが今は来ているという論調。
    2014年11月に出ていて、ちょうど最近ROEに注目するようなニュースが流れまくっていたから、すぐ買って実行したら完璧だったのかもしれない。
    また、日経平均ではなく、JPX日経400の銘柄を中心に選ぶことを進めている。

  • ROEについて述べた書籍では、著者も冒頭で述べているとおり1番であると思う。

    JPX400の銘柄入れ替え銘柄を、自分で生データに触れながら見ていけるくらいになれば、利益率も上がるんでしょうけど、なかなか時間が取れませんからね。

    「必勝法」とか「秘法」などという言葉を使わない、心得を5つほど書かれているのには、好感が持てます。

    大川翔君。私は知りませんでした。
    彼の座右の銘が「青年は決して安全な株を買ってはならない」。リスクを取って、挑戦するという意味だそうです。

  • マネックスお客様感謝Day(2015/01/24Sat)会場にて購入。
    購入後、著者にサインをしていただきました。
    今年の大きなテーマとされる「ROE」を最近の流れに沿った形で(単に投資用語としてのROEではなく)理解するには適した一冊だと思います。

    今、ホットな「ROE」を、今の投資に活かす(出版社の意向に沿えば「勝つ」)ためには読んで置いて損はない一冊だと思いました。
    付箋はたくさんつきまして、今回は25枚でした。

  • 投資の基準は、人それぞれですが、この書籍のテーマのROEは今まであまり重要視されない一つ。ただ、投資の世界で勝つには、人と同じことをしていてはダメと言う事実も。

    これからの投資判断の一つとして、これを取り入れる価値があると著者は述べているが、他社と違う観点から見れば有効性があるかもしれない。その点から、読んでみても良いかもしれない一冊。

    ただ、投資をしていない人には全く興味がわかない内容であるかと思うので、その点は注意が必要と感じる。投資初心者の方には、理解し難いと感じます。

  • 非常にわかりやすくROE=自己資本利益率を説明。
    今後の株式投資の指針となる。
    あわせてこの指針を使ったJPX400の説明。
     ガイドブックとしても読みやすい。

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著者プロフィール

マネックス証券株式会社 執行役員
チーフ・ストラテジスト
1963年東京生まれ。大和証券、富士投信投資顧問(現アセットマネジメントOne)、フィデリティ投信、JPモルガン・アセットマネジメントなど国内外の金融機関を経て2010年より現職。30年超のマーケット経験のうち20年がバイサイド(運用会社)。ファンドマネージャー視点からの実践的な投資戦略が高く評価されている。テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」をはじめテレビ・ラジオのレギュラー・コメンテーターを多数務めるほか、新聞・雑誌でも複数のコラムを連載するなど斯界を代表するストラテジストのひとり。
青山学院大学大学院・国際マネジメント研究科非常勤講師。神戸大学大学院経済学研究科・後期博士課程在籍。
著書に『勝てるROE投資術』『ROEを超える企業価値創造(共著)』(ともに日本経済新聞出版)などがある。

「2020年 『人気ストラテジスト大予測! 2021年相場の論点 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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