投資賢者の心理学: 行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532356538

感想・レビュー・書評

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  • 投資&心理学。
    「権威付け効果」「双曲割引」「確証バイアス」などの、なんか聞いたことがあるような言葉が時折出てきて、投資家が陥りがちな心理を解説。
    "投資の利益は不労所得という勘違い"のトピックが印象的だった。
    投資は頭脳労働、投資家の仕事は損をすること。その通りだと思います。
    単純に心理学にも興味を持った。

  • 投資での心理をわかりやすく説明してくれています。ルールをもつこと。

  • 入門として読んでみました。活かせるようにがんばります

  • 投資が失敗するのは何故なのか。人間心理に基づく様々な罠や勘違いを教えてくれる一冊。
    行動経済学の観点からも投資にありがちな失敗を解説してくれて、行動経済学が好きな僕にとって面白い内容だった。

  • 心理学、行動経済学の観点から経済行為でありがちな間違いを指摘している。このコロナショックでかなりダメージを被っている今、改めて考えさせられる一冊。

  • タイトルには投資に大切な心理という文言が入っているが、内容はもっともっと基本的なことが書いてある。

    対象は投資未経験者だと思う。
    自分も含めて生業としてやっている者にとっては少し段階が違いすぎた。

    しかしこれから足を踏み入れる人にとって大事な事柄になるので読んでおいてまったく損はないと思う。

  • 行動心理学の専門用語を使って、なぜ非論理的な行動をとってしまうかや、負ける理由を細かく書いている。知ったからといって防げるものではないかも知れないが、上手くいかない理由が知れる良書。

  • なかなか面白かった

  • タイトルに一瞬イラっときたが、我慢して読んでみるとそこには自分が知らなかった行動心理学に基づく投資の真実があった。

    ①コストを下げることによる認知的不協和の解消(衝動的にナンピン買いしてしまう理由)
    ②確証バイアス(自分の判断を肯定してほしくて、ついつい証券セールスに同意を求めてしまう)

    また、行動心理学の観点からだけではなく、下記に示す自分が知らなかった事実も発見できた!!

    インフレに弱いのは預金ではなく、現金を保有すること。
    昔は金利が高くて黙っててもお金が増えていたが、それ以上に消費者物価指数の上昇が大きかった(オイルショック時は、名目金利が7.75%だったが消費者物価指数は23%で、実質金利はマイナス)!!
    逆に昨今のデフレ時は、名目金利は0.05%だが消費者物価指数の下落により、実質金利は約1%!!

    セールスマンも商品を売ることで、生計を立てているのだから、彼らの言葉を安易に信じるのは危険!!低金利だから、投資しようという安易な言葉に惑わされるのではなく、自分でしっかりと判断して投資することの重要性がわかった。

  • 投資は簡単ではない。投信は、複雑なものは避けたい

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著者プロフィール

経済コラムニスト/㈱オフィス・リベルタス代表
1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニングに関する講演・研修・執筆活動を行なっている。『定年前、しなくていい5つのこと』『お金の賢い減らし方』(ともに光文社新書)、『知らないと損する年金の真実』(ワニブックスPLUS新書)など、著書多数。

「2023年 『50歳からやってはいけないお金のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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