- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534031730
感想・レビュー・書評
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現代社会のあらゆる事象を、独自の視点から知的に読み解く社会学。「〜がわかる事典」系の中でもかなり綺麗にまとめられているのではないでしょうか。「めいいっぱい分かりやすく、めいいっぱい面白く」と著者も述べている通り、読み物としてもなかなかの仕上がりです。
どんな視点からどんな切り口で挑んでも学問に成りうる、ということを気づかせてもらったような気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学部時代に院生の先輩から薦められたものの、今まで読んでなかった一冊。確かに、社会学の入門書としては最適だと思う。書き口も軽いし、内容も網羅的なので。『ユーモアの社会学』なんてものを出しているだけあって、「そこまで言うか」的発言も目立つが、おもしろい。社会学を長くやっていても、折々に読んでみるといい一冊では。
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まさか、自分が社会科を専門にやるとは考えていなかった時、なんとなく社会とかいう不可思議な世界が文系的視点で気になって、触りとして読んでみた一冊。 気づいたら丸々一冊完璧に読みきっていた。私は、こういう安直本が結局好きなのであろう。根本的には楽して知識を得たいみたいな妥協心が見え隠れするのだが、あまり小説も漫画も読まない私にとっては、こういう入門書が私にとっては息抜きだったのである。 けど、結局、安直本とか入門書とかいって、エスケープしているだけで、直に難問にあたれば正解というわけではないんじゃないの。 硬い言葉を解釈して、コンニャク文献ではないものを解釈していく作業というのはもちろん必須である。 しかし、いきなり、高みに出ようとするのは結局、知の驕り?、ブランド意識?。 けど、それ以前に、やはり、「急がば回れ」があるんじゃあないの。 もちろん、読めば終わりではない。 そこから、また始まりである。 ただ、結果としてその媒体が何にしろ、受動的なTV情報なんかに比べれば、100倍(基準は適当)の読解力は身につくのではないか。 「量より質」かもしれないが、常人にとっては、「質っていうのは量をもって、初めて制しれんじゃないの。」だとしたら、やっぱり、レベル1からでも地道にやれよ。というか、それこそ、ここからみんなどうせやってんだから。果てしないよ、本当、道のりは。
でもですね。ウェバーが「プロ倫」で何を書いたかや、デュルケムの「自殺論」一冊読むのも良いですが、初心者や、学部生にはこれで説明した方がてっとりばやいですね。 -
■細目次
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2010.11.12、Amazonで社会学で検索。
2011.02.27 パラパラと見た。情報量が雑多・多すぎな印象を受ける。もう少しコンパクトにまとめた本はないだろうか? -
心理学は刺激と反応という外から見える部分だけを扱うと書かれてておいおいと思ったり(行動主義の時代から情報がアップデートされてないのか),結婚しない(できない)人たちや常勤職につかない(つけない)人たち(主に若者)に対する偏見がほの見えるような気がするとか(快楽主義の影響を強調しすぎに見える)で,読み通すのがちょっとつらかった。確実に,とか断言口調が多いのも気になった。社会学の理論とか用語とかは確かにわかりやすく説明されていると思うのだけど。
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この分野の勉強その2。色々な社会関係/人間関係のトピックが簡潔にまとまっていて俯瞰しやすい。書名の通り辞典としても使えそうなので机に置いておく。
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社会学の基礎概念がしっかりとまとめられていて読みやすかった。
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大学1年次の教養の社会学で読んだ本!とにかくわかりやすい初心者向け。面白くて、こんな贅沢な学問があっていいのかって感動して、ひたすら社会学にハマった。社会学に出会った運命の一冊。
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2年早く出会っておきたかった…と
教育社会学を学ぶ大学院生が申しております。