- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534035622
感想・レビュー・書評
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■マーケティングの5 大要
1.商品
「普段着商品」「コンビニ服商品」「キメ服商品」の3 種類があり、これらを混ぜて販売しようとすると失敗する。また、「サービス」という目に見えない商品の場合、その価値は、サービスを体験した後の「後味」によって決まる。
2.ブランド
まず、人々の心に「刺さる」ことが不可欠。その上で、商品の様々な属性の中からこれという「売り」を選び訴える。
3.営業
成功のトライポッドで言うと、営業は「価値のデリバリー」と「顧客との関係性の耕し」という2 つの機能を負う。
4.広告・宣伝
その原点は、生活者に記憶され、行動するきっかけとなること。そのためには、企業と生活者との間で「気持ちのキャッチボール」を行い、両者の結びつきを強固にする。
5.顧客
顧客をつかまえるための「ワン・トゥー・ワン・マーケティング」を成功させるカギは、次の3 つである。
・顧客別の対応をやりすぎない。
・顧客の好みの形に変えられるよう、商品に「可塑性」を持たせる。
・「ブランド・アンブレラ」としての企業イメージを作る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーケティングの本はいくつか読んだ後でしたが、この本でヤラれました。
まず出だしの一章、著者の生い立ちについて。
しかもなかなかファンキーな生い立ち。
ビジネス書でこんな内容見たこと無かったです。
そのあとの具体的な賞もとてもわかりやすく、現実的な方法論や思考法。
マーケティングの面白さを感じる一冊。 -
実践的なものを目指したのは、わかるが、ややまとまりがない印象。
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▼ 100文字感想 ▼
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著者の阪本氏はパーミションマーケティングを日本に紹
介した人。マーケティングを商品、ブランド、営業、広告・
宣伝、顧客の5つのカテゴリーで語る。それよりなにより、
阪本氏が起業するまでの、挫折と苦難の物語がイイ。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■だれもしたことのないようなことを実行すれば、その差
を埋めることができるのではないか。では、一日一冊
ビジネス書を読むことを自分のノルマにしよう。
■ただ見積もりを出し、次の反応待つ営業スタイルでは、
相手に断る口実を与えるようなもの
■インターネットで売れるもの
1、変なもの 2、付加価値のあるもの 3、ほんもの
■顧客生涯価値なんてウソ、顧客の囲い込みという概念
もきっぱり捨てよう
■「むずかしいことをやさしく、やさしいことをゆかいに、
ゆかいなことを深く」(井上ひさし)