おカネの発想法 - 財産と生活を護りながら本物のおカネ持ちになろう!
- 日本実業出版社 (2004年10月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534038319
作品紹介・あらすじ
資本主義を生き抜く「自己投資術」!おカネがあなたを所有するのか?あなたがおカネのオーナーになるか?本書では、「自分がおカネになる」発想、インフレ・デフレに動じない投資戦略を一挙公開!あなたの人生におけるおカネの見方・接し方が今日から変わる。
感想・レビュー・書評
-
15年ぶりに読み返してみても非常に良い本。貨幣価値経済の本質とは何か。砕きすぎずそれでいて分かりやすく記述した本は、今でも他になかなか見られないと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貨幣が生まれた歴史からひも解く、おカネにまつわる経済の話し。
-
お金の持つ基本的な性質(お金とは何ぞや?)を詳しく説明した後、実際にどのようにお金を増やすかが易しく書かれています。とても読み易くお勧めです。
-
何となく胡散臭く感じるけど、かなりまともな一冊でした。大部分が”お金”というものがどういうものかということ、その本質に関する分かりやすい解説になってます。同じ事が何度も繰り返し記述されているので少し疲れますが、その分読みながらだんだんと染み込んでくる。そして、お金の本質を踏まえた上での株式投資の話しとか自己投資だとか財産形成のお話しになりますが、一攫千金的なお話でなくて自己啓発みたいなお話になって、結論は非常にまとも。しっかり目の前の仕事で一流を目指し、人脈という財産を作り、余裕資産が出来たら長期の視点で分散投資する、ということかな。本書の最終章「おわりに」に簡潔にまとまっています。ある程度経済学の知識があれば、さいごを読むだけで良い気もします。
-
”まずは、自分の得意な仕事を探す。なければ、好きな仕事に没頭する。どちらも無理なら、今の与えられた仕事が天職だと割り切ってとことんやってみるという心構えが大事です。”
変なタイトルですが、良い本です。 -
おカネとはなにか
という問いに対して
おカネの本質に確実に迫っている本
特に第二章はおカネとはなにかについてヒントをくれる。
そもそもおカネとはなんなのか?
これを読んですぐ実践できる何かがあるわけではないが
おかねの役割・機能について等、おかねの本質理解することで
まさしく「おカネの発想法」をもつことができる。
自分が当たり前の様に使用しているおカネについて
意識が変わるし、日本や世界の経済政策への理解も深まった。
特に、デジタルマネーが当たり前になった時代において
おカネの本質を知ることで、自分は現在なにをするべきか
どう行動するべきかを教えてもらった。
第三章では
著者は経済やおカネについて咀嚼しきっているため
デフレやインフレなどについてもわかりやすく説明してくれている。
本当に大事なものはなにか
重要視しなければならないものはなにか
忘れた頃には繰り返し繰り返し読み返したい。 -
お金とは何か?について書かれた、隠れた名著。
絶版なのが惜しい -
資産運用を考えていこうと思っていた矢先、図書館で軽く手に取った一冊。
パラダイムシフトが待ち受けていた。
「おカネとはナニモノなのか?」というそもそも論から始まり、おカネや資本主義の歴史、本質を語り尽くしている。そうして行き着くのが、資本主義というシステムの社会で暮らす以上、避けて通れないおカネとの付き合い方。
おカネとは、それによって人々が物・サービスを与えてくれるわけで、人々を動かすためのコミュニケーションツールにすぎず、「ことば」といってもよい。
おカネというツールに頼らないコミュニケーション能力を持っている人はおカネが要らない。
という論旨の見解は非常に興味深かった。
そして、資産運用の仕方は一攫千金なバクチではなく、実に堅実なやり方で好感が持てた。
ただ、平易な言葉でわかりやすかったものの、同じことの繰り返しが目立つのが気になった。 -
2004 やさしい読みやすい
-
お金の本質、資本主義の本質について書かれた本。
お金とは一体何なのかという疑問に答えてくれる本です。