- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534040718
感想・レビュー・書評
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FX(外国為替証拠金取引)をシステムトレード(一定の計算式や条件に基づき機械的に取引すること)で利益を出すことを目的とした本です。
ちなみにプログラム等を使った自動売買システムトレードではなく、エクセルを使った手動システムトレードなので、エクセルさえ使えれば利用できるという点も悪くないと思います。
考え方として
・売買ルールを複数用意しリスクを分散する。
・トータルで勝つことを目的とする。
などはなかなかいい着眼点だと感じました。
さすがに2006年刊行なので、個別のトレード方法等についてこの本のとおりに取引をしてうまくいくかどうかは微妙なところだとは思います。
以前購入し、古本屋に売る前に、なんか役に立ちそうなことでも書いてないかと読み返してみたが、思ったよりは悪くなかった。
そういう点で、本書も悪い本ではないのだがさすがに古い。
今なら自動売買システム等の使い方も説明しているシステムトレード本とかのほうがよいようにと思う。
まあ入門書としてはあり、というレベル。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
装丁が非常に胡散臭いが、初心者にも大変分かりやすいシステムトレード入門書である。日足を用いた無理のない売買モデルが提案されており、現在私が行っているトレードの原型となっている。
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いわゆるシストレっていうか、エクセルを使ったバックテストのやり方って感じ。
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システムトレードの入門書.
明確なルールを決めた上で,取引手法を作り,それをExcelを使って,過去のデータから,勝率,利益率,損益額,ドローダウンなど,リスクとリターンを計算しておき,妥当なものを見つけて実際に取引するという,システムトレードの必要な情報は概ね含まれていると思う.
ただ,自動発注システムには触れておらず,完全自動売買の手法を示すものではない.
つまり,システムを作ったとして,それを信じ切って実行できるかどうかはまた別の話だ. -
再読予定
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過去データを入手してあれこれやってみたが自分には出来そうもなかった。裁量トレードしなくなることは利点。
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装丁がちょっとあれですが、マジメにシステムトレードを研究された方の本。
しかし、自分でやるにはちと面倒だと思う。 -
FXのシステムトレード紹介本。2006年。長期的なトレンドは経済指標や各国の政策に大きく左右されるが、短期的には需給で取引が成立しており、テクニカル分析の重要性が増してくる。そこで短期的な需給をシステム的にモニタし、売買のタイミングを自動的に計算する仕組み、システムトレードが必要になってくる。FXに限らず投資の初心者が勝てないのは当然で、プロの投資家はこういったシステムを駆使して日々のトレードを成立させている。本書の中ではRSIを使ったシステムやMACDと移動平均等を組み合わせた手法を紹介しているが、実際の投資に役立てるには自分で修正を加える必要がある。1からシステムを作り上げる時間があれば、エクセルを使用して過去のデータ検証、バックテストを行いながら構築するのがよいだろう。システム構築を始める方にお勧め。
個人的には政策や経済指標に注目することが短期的な需給よりも重要と思うが、それを頼りに多くの資金が動いているためにチャートを軽視することができなくなっているという今の状態は健康的ではない気がする。 -
よーわからんかった
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相場をみるのではなくシステマチックに利益を上げるアプローチの本。