- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534042460
感想・レビュー・書評
-
▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90188830
本書では、ジャスト・イン・タイムと自働化のトヨタ生産方式2本柱をはじめ,カンバン方式や目で見る管理などを図解により丁寧に解説している。また、トヨタ生産方式を支える原価管理などの管理面でも、門外不出の具体的なデータをもとに詳述している。生産現場改善と原価管理の両方を持ち込んでトヨタ生産方式を解説した本は他にないであろう。この本を読んで,理系の皆さんは生産現場改善が原価管理の中のどの部分に効果を及ぼしているのか,文系の皆さんはコストダウンがどのように生産現場で実施されているかを理解できる。
(推薦者: 共生システム理工学類 董 彦文先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自炊済み
-
トヨタ生産方式について、他の本に書かれていないことが具体的に書いてあり、多くの質問に答えてくれる。かんばんの変化してきた歴史、コンピュータシステムとの連携、生産変動への対応等、実際のトヨタ自動車の生産管理の現場のイメージが沸き、腑に落ちる内容で実務者にとって非常に参考になる。
-
他のトヨタ生産方式の本と比較して、詳細な説明があり、触れられることが少ない、原価管理についての説明がある。
導入当時の問題点からそれの解決策と現在の状況までの流れがあるが分かりやすく、またトヨタの企業としての改善力がよくわかる。
しかし、ある程度のトヨタ生産方式もしくは原価管理の知識や実務経験がなければ、理解するのは少し難しい。
私自身も数年前はさっぱりわかりませんでした。
いきなり読むのはお薦めできません。 -
トヨタの工場内の物の流れと、製品原価についてわかりやすく解説している。
わかりやすい図があるため、トヨタ生産方式の基本を理解するには最適の本だと思う。