- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534044006
作品紹介・あらすじ
目や指先の動きから嘘を見抜く、相手を追い詰めず逃げ道を用意する、イエス、イエスで囲い込む…必ず相手を落とす弁護士の危険なテクニック。
感想・レビュー・書評
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著者は弁護士。反対尋問で嘘を見破る時のテクニックが書かれている。実際には「悪意のある嘘」と「悪意のない記憶違い」を見抜くのはなかなか難しいらしい。悪意のある嘘をつく人から、身を守れるようになりたい。
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ああーーうーー、どうかな。
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人の記憶は曖昧、外部からの働きかけで、記憶違いや思い込みをしている見るべき。
男よりも女のほうが嘘をつくのが上手い。
記憶違いや思い込みに気づかせるには、客観的な事実を小出しにして、相手に記憶違いや思い込みを気づかせること。
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弁護士の著者による、質問の方法。
中に出てくる絶版の著作が気になった。
内容的には、繰り返しがあり、もっと簡潔にまとめられたかもしれない。
[more]
(目次)
第1章 華麗なる芸術、反対尋問
1 反対尋問を駆使して嘘を見破る
2 リンカーンが用いた危険な技法
3 反対尋問の技術をビジネスで活用する
第2章 人間の記憶は実にいいかげん!
1 むやみに「嘘つき」呼ばわりすることの危険性
2 人間の記憶のいいかげんさ
3 人間は「主観的」には真実を述べる
4 人間は嘘をつくことが苦手!?
5 記憶違いや、思い込みへの対処法
第3章 悪意で嘘をついている相手に対して
1 記憶違いか嘘つきか?
2 身体に現れる「嘘」を見破る
3 相手の嘘を見破る5つの方法
第4章 女性は男性よりはるかに嘘が上手
1 男性の嘘、女性の嘘
2 女性の嘘に対する対抗策
3 1対1での交渉には勝ち目なし
第5章 専門家に太刀打ちするためには
1 専門領域では準備なしに議論しない
2 謙虚な姿勢で情報を引き出す
3 専門化への報酬はどうする?
第6章 法律家の論理
1 法律家の論理学
2 荘司流法律論の立て方
3 ビジネスや社会生活への応用
4 嘘を論破するときも法律家的論理力は有効
第7章 嘘の事例とその対処法
1 理路整然たる説明
2 ハッタリ作戦
3 不利なことを言う人は正直か?
4 ひとつのことに「こだわる」人
5 余分なことには真実が多い -
2017年8月5日に紹介されました!
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どこにでも書いてあるようなマメ知識の寄せ集めで、ちょっと類書を読んだり、人相手の仕事をしている人間ならしっているようなことばかり…。
ひさびさにハズレでした。 -
弁護士の方が書いた本です。
法廷での尋問において経験豊富な著者でも意図的な嘘と記憶違いは見分けがつかないそうです。
それは嘘だと言いたくなるような時でも、単なる記憶違いことが多いそうです。
それほど人間の記憶はいいかげんなものなのですね。
自分の「思い」「願望」「推測」が実際に生じた真実に関する自分自身の記憶を容易に変質してしまいます。
マスコミで何度もみたり、他人から話を聴いたりした場合でも自分が体験した記憶として残ってしまうこともあるそうです。
だから言っている本人は、無意識につくられた記憶に基づいて「主観的」には真実を述べているだけなのですね。
また裁判官の論理は最初に結論ありきで後から理屈づけるという内輪ネタ暴露が面白かった。 -
やや参考になりました。
特に女性の章は試してみたいと思いました。 -
人間は嘘をつくのが苦手、というのは真理。
ただ、人の嘘なんて見破る必要ないかもしれない。
弁護士みたいな懐疑的な仕事でもない限り。 -
非常に読みやすく1時間もあれば読了可能。
弁護士活動を通じた経験をもとにして嘘を見破る方法・テクニックが書かれた本。
実生活で嘘をべらべら話す人と遭遇したことはないが、「嘘を見破る」と思わずコミュニケーションスキルの一つと思えば、多少は役立つかも。