- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534044020
作品紹介・あらすじ
「実戦トレーニング」で身に付く戦略思考。囚人のジレンマ、共有地の悲劇、フリーライダー問題、サンクトペテルブルクの逆説など、ゲーム理論特有の問題から最善の意思決定を導く。
感想・レビュー・書評
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まず文書がヘタで明快さ、面白さに欠ける。内容は初心者向けなのだが…。この本と同時に別ジャンルだが入門書を計3冊読んでいて、この本がダントツで、分かりやすく明快に書くスキル、面白く読ませ吸収させるスキルが不足していると感じた。
「やさしく書くというのは、本質的なことを理解していないと難しい。どれだけ自分の言葉で書けるか。それが学問を消化して自分のものとしているかの証明」とはある教授の言だが、ここに当てはまるか?…
内容は基本のキだが、これではウィキペディアなどなどのネットで調べたほうが良いだろう。
そして、もっと深く知りたいならより専門的な本を読んでみるとか(そっちのほうが実際分かりやすいのが不思議)。ま、この問題は著者だけでなく編集者の責任も大きいんだろうな。
ほかの2冊の入門書が良書だったせいか、余計にそう思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よく耳にする、「囚人のジレンマ」や「共有地の悲劇」「ナッシュ均衡」…。就職のために経済学を学んだ昔のことを思い出した。勉強中はどうしても、「で、どういう出題があるのか?」ばかり気になったけど、本来は社会問題を解くカギとしての経済学。普通に生活していると利得表を書いて問題の解決が図れることなんてあまりないし、そんなに合理的に行動している人なんてまずいない。でも社会の諸問題を正確に読み解くためにも基礎知識はもっていたい。初学者にはおススメの一冊。
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2012.1.5
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ゲーム理論に関しては他の本で挫折したため、基礎の基礎くらいは押さえたいという気持ちで買った本。
初心者としてはこれくらいで調度いい。いちいち図が大きすぎる気もするが。
その気になれば一日二日で読める。ゲーム理論でよく出てくる専門用語に慣れることはできたと思う。 -
初心者の方にはとてもいい本だと思います。分かりやすく、例も多々挙げられています。ただ、理解してしまうと途中で物足りなくなってつまらなくなってしまうかも。既出のことを読まされている感があり、途中で飽きちゃいました。
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ゲーム理論の基礎を文系向けにわかりやすく解説したあれ。数理畑な人間には流石に物足りないことこの上ないが、導入としてはいいのかな?
ゲーム理論とか以前に当たり前にわかるレベルの例題ばっかりなので「へー、当たり前にやってたけどこれもゲーム理論的な思考だったのかー」という感じで入りやすくなってるのかもしれない。 -
イラストを多用し、わかりやすい例え。なんとなく分かった、気がした。普段の生活でバリバリ使いこなすとすごい、かも。