マーケティングの基本

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045188

作品紹介・あらすじ

マーケティング基本戦略(STP)の勘所。定量と定性、双方の消費者調査のポイント。3C、4P、ブランディング、フェルミ推定など各手法の活かし方。B2Bやサービス財、インターネットにおける要諦。-マーケティングのノウハウを1冊に凝縮。

感想・レビュー・書評

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  • マーケティングの基本が知りたくて。
    図が多様されていてイメージしやすい。
    辞書的に使えそう。

  • うむ。

  • 表題の通りマーケティングの基本が網羅的に語られている。内容は大きく4構成で、マーケティングの全体像、新商品開発、既存商品育成、B2B。
    最初の全体像と新商品開発までで基本的な進め方、考え方を理解できる。その後の既存商品育成とB2Bは応用といった印象。
    ゼロからスタートしてどのように考え、進めていくかが体系的に書かれているため理解しやすかった。実業務をイメージして読めたので、本書を辞書的に使いながら実際にやってみると良さそうな気がした。
    最新版ではないのでウェブマーケティングなどはないが基礎理解には大変役立つ本だと感じた。

  • マーケティングの実務を軸にして、基本を網羅的に学べる良本である。マーケティングの入門者は是非読むべき一冊。

  • 俯瞰的な内容として広く浅い

  • マーケって何って聞かれた時にほぼ網羅できてる一冊だと思う。
    うちの営業の進め方ってブラマネっぽいと感じた。

  • マーケティングの基本。

  • P17 マーケティングは、「商品とお金のハッピーな交換点」を見つけて実現し、それをさらに増やしていく活動です。

    P20 「売上=顧客数×商品単価×購入頻度」

  • 【目的】 マーケティングに携わろうとする社会人や学生向けに、現場でのマーケティング実務のフローを中心に、マーケティング基礎知識を理論と実務の両面から解説する。

    【収穫】 マーケティング実務の全体を鳥瞰し、何を考えなければいけないかということが理解できた。

    【概要】 ■マーケティングの目的: 商品とお金のハッピーな交換=売り手と買い手の双方が満足する交換を実現し増やしていくため、「誰に」「何を」「どのように」売るか決めていく。
    ■新商品開発の6ステップ: ①企業環境の分析→②新商品コンセプト開発→③マーケティング基本戦略策定→④ブランド・シンボル開発→⑤マーケティング・ミックス→⑥市場導入計画。前半3つが戦略構築、後半3つが戦術構築。
    ■新商品開発の3区分:①市場細分型(例:缶コーヒー市場→ワンダ・モーニングショット=朝専用)、②市場開拓型(例:アイスクリーム市場→ハーゲンダッツ=プレミアム)、③市場創造型(MD→iPod)
    ■商品コンセプト: ニーズ(消費者の不満からより高い満足までの欲求)とシーズ(商品の元になる独自の技術やノウハウ)をアイデアで結んだもの。コンセプトを作る手順には、①ニーズ・ルート。②シーズ・ルート、③アイデア・ルートのいずれかを起点にする。
    ■シーズ特性: 付加価値実現or低価格実現の2種類×製品orデザインorプロセスの3系列が存在。自社にないシーズは外部とのコラボレーションで補完可能。
    ■STPの規定要素: S:セグメンテーションの規定 ①想定市場、②想定競合
    T:ターゲティングの規定 ③ターゲット、④オケージョン
    P:ポジショニングの規定 ⑤ユーザーベネフィット、⑥差別化ポイント
    ■マーケティング・ミックスで従う3点: ①マーケティング基本戦略に沿って考えること、②新商品の市場導入の視点で考えること、③上記2つを守りながらコスト効率を極大化すること。
    ■流通チャネル設定の視点: 環境の分析と同じ3Cの考え方。①顧客購入機会の量・質、②競合商品との距離の遠・近、③自社資産の活用・開拓
    ■市場導入戦略書の3つの数字: ①市場性のスコア(市場規模)、②受容性のスコア(購入したい人の割合)、③収益性のスコア(商品コストとマーケティング投資費用)
    ■既存商品のパフォーマンス・レビュー: ①定量分析→②仮説構築→③定性分析→④課題特定
    ■B2Bマーケティングのポイント: 環境分析は自社と顧客の2層で3C分析を行う。協働する際の企業は業界でベンチマークされているリーダー企業群から選定する。エンド・ユーザーにアプローチするB2Bプル・マーケティングも考慮する。KPIを設定し、マーケティング活動に応用する。

    【感想】 マーケティング開始時の環境分析から発売後の新商品浸透の作業までのフローをもとに、各ステップの実務を解説しており、頭に入ってきやすい。また新商品開発に限らず、既存商品育成や、B2Bマーケティングにも触れている。理論も実務も紹介されている点がよいが、それぞれの領域をより学べるような参考書籍の案内があればなお良かったと思う。

  • 価格の割に基本的なマーケティング戦略が詰まっていて悪く無いと思います。これ以上に関しては、実際にマーケティング業務につきながら都度仕入れていくのが効果的かなという感じです。

    強いて言えば、BtoBなどに関してさらっと説明するだけに収まっていたりしますので、他の書籍も読んで知識を補完していくのが良いかなと思います。

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著者プロフィール

マーケティング・コンサルタント。慶應義塾大学卒業後、消費財会社を中心にブランド・マーケティングの実務を経験後独立。企業のマーケティング部門の商品開発・育成の仕組み作りやブランド管理を指導している。

「2013年 『図解 マーケティング思考が驚くほど身につく本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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