スティーブ・ジョブズ 「超」仕事力

著者 :
  • 日本実業出版社
3.15
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045478

作品紹介・あらすじ

大学を中退したジョブズは、教科書に書いてあることなどおかまいなしだ。それでコンピュータ業界をはじめ、音楽、映画、さらには携帯電話の世界に新たな製品を引っさげて挑んだ。常識破りの製品や映画は、ユーザーと観客の大喝采で迎えられた。常識的なことだけやっていては、世界を驚かせるものは生まれてこない。昨日と同じことを今日もやっていては、新しい大地に立つことなど無理だ。そのことをジョブズの戦いは教えてくれる。

感想・レビュー・書評

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  • ジョブズの経歴を中心に一貫して強さを書いてある。ファンなので何度も震えるところがあったが、そうでなくても読み易く、何らかのヒントは得られると思う。
    細かな部分でファンしか知らない伝説があるので、仕事力ではなく伝記として10倍くらいの伝説を書いて欲しい。

  • ビジネス書コーナーにおいてあったのだが、自己啓発本というよりも、ただの偉人伝。著者はアップル信者なのだろうか。カリスマ経営者なんだろうけど、部品業者に支払いを遅らせたり、部下に発破かけるあたりが、ブラック企業の経営者と紙一重。
    iPodの恩恵をとくに感じてはいないが、マウスを発明したのだけは認める。

    目立つ小見出しがついていりわりには、中身が大したことない。文章力のせいか、内部の人間なのでヨイショが露骨すぎて興ざめ。
    途中で飽きたので読み捨てた。

  • 簡単に言えば伝記。
    何をした、どんなことが起こったということが中心に書かれ、そこにどんな考えや思想があったのかということについてはほとんど触れられていない。
    単純に読み物としては興味深い部分もあるが、得る物は少ないという印象。

  • 一言で言えば、今まで読んだジョブズ関係の書籍のダイジェスト版といった書籍。それ以上でも以下でも無いです(^_^;)

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    ・常識は覆すためにある。
    ・常に自分が理想とするものを求め続ける。
    ・苦労の時こそ、種まきをする。じっと耐える、しっかり育て続ける。

  • スティーブ・ジョブズ関連の本を読んだことがないと思い、ブックオフで購入してみた。

    「仕事力」というタイトルなので、スティーブ・ジョブズの仕事に学ぶ「仕事の仕方」なんだと思ったが、ほぼジョブズ氏の伝記的内容だった。ただ、伝記というにしてもダイジェスト的で、かつ客観的というかデータに重点を置いた書き方だったこと、時系列が行ったり来たりすることで、あまり頭に入ってこないことで、ちょっと物足りなさを感じる。
    そもそも自分としては、ビジネス書としての内容を求めていたところがあったのだが、ジョブズ氏のエピソードが大半を占めている中で、エピソードの最後におまけ程度についてくるだけの、仕事についてのアドバイスはやや空々しく響いた。

    とは言うものの、読みながら別の脳で「自分ならどうするか」と考えていたのは自分でも驚いた。どこか物足りないものを感じながら、一方で自分でも無自覚に、触発される「何か」があったのかもしれない。こういう、卓越した人物のカリスマ性というのは、そういうふうに説明のつかないものなのかも知れない。…ということなのか。よくわからない。
    少なくとも、もう何冊かジョブズ氏関連の本を読んでみたいとは思った。

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  • 「人生には限りがある」だからこそ、「他人の人生を生きてはいけない。自分の人生を生きろ」

    「マーケティングリサーチは、過去に対する問いかけにすぎない。未来に対する答えではない!」
    大衆が絶賛する商品とは、大衆がそれまで全然気づかなかったまったく新しいたのしみを提供するものでなくてはいけない。
    「不可能だ」と言いたくなるほど高いレベルへ挑戦することを求め、彼らを限界まで追い込む。そうすることで、本人たちでさえ「こんなんに多くの仕事が自分にできるなんて」と驚くほどの仕事をさせるのだ。

    「いや、それは全部間違っている」「君ならもっとうまくできるはずだ!」
    「そんなはずはない。君ができないなら、誰か他にできる人間を探すさ」
    不可能を前にしても、ジョブスは「それは可能だ」と部下たちに信じさせる。
    ジョブスはムリとムチャを重ねて成功を得た時には、これまたユニークな方法で祝杯をあげて労をねぎらう。

    快感や喜びに関係ある脳内ドーパミンは、ほめられた時やうれしい時に多く放出される。特に、難しいことを乗り越えられた時には一番多く出る。そしてドーパミンが多く出た時、その直前にしていた行動を繰り返したくなることがわかっている。
    欠点を指摘するだけでなく、成功した時にほめることが部下を成長させる。

    「すぐれたアーティストは真似る。偉大なアーティストは盗む」パブロ・ピカソ

    「ジョブスの手法がみんなと違うのは、最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないのかを決めることだと信じていた点」
    マッキントッシュを開発したハードウェアの天才バレル・スミスは、
    「自分のつくったものの九割を捨てる覚悟をしてはじめて、本当に納得のいく一割が得られる」

    なにごともスタートは真似であり、それに自分のオリジナルを少しずつ加えていくことが成長なのだ。

    「マーケティングとは演劇である」

    「この人物が必要だ」と見込んだら、策略をめぐらせ、ターゲットの人材を獲得する。この時大切なのは、自分一人で相手を落とそうとするのではなく、「仕掛け」を施すこと。「将を欲すれば、まず馬を射よ」

    ビジネスでも、そして人生でも、成功を手にするには、時代がおいついてくれるまで待つことも重要なのだ。
    たとえてみれば、自分たちの努力は森の木であり、時間とは雨だ。つまり、木だけがどんなに頑張っても、雨が降ってくれなければ大きく育つことは難しい。雨が降る「時」をじっと待つ忍耐力を持てば、必ず「時」を味方にすることができる。

    「実現したいのは、世界中の人間のコンピュータの使い方を変えてしまうことです」
    志や相手のためにクロージングすると響く。

    「失敗とは、新たなことが始まる起点である」
    その人の価値は絶頂期では計れない。どん底の時にこそ本当の勝ちがわかる。苦しい時にチャンスの種をまけるかが、人生の行方を決めるカギ。

    ジョブスは、自分ができないなら、できる人を探す。ベストの人間を見つけ出して引き抜く。それがジョブスの人生。
    人材の流動性、去っていく人たちより、もっと多くの新たな人々を惹きつける。

  • マーケティングとは演劇。
    海軍にはいるくらいなら海賊になろう
    厳しいときにこそ落ち着いてなすべきことをきちんとやる続ければ、大きな成果と出会うときが必ずくる。
    その人の本当の価値は絶頂期では測れない。どん底のときにこそ本当の勝ちがわかる。苦しいときにチャンスの種をまけるかが人生の行方を決めるカギなのだ。

  • チェック項目8箇所。世の中にない新しいものを生み出すことに人生をかけた男ジョブズの「超」仕事力とはどんなものだろう。数々の輝かしい成功を成し遂げ、それ以上の失敗に打ちひしがれ、そこから立ち上がったジョブズの「超」仕事力から、あなたの明日の戦いへのヒントを見つけてもらえればうれしい限りだ。アメリカのある研究機関の最近の調査は「技術革新にフォーカスグループは適していない」と結論づけていた、「ユーザーの調査をしていたら、ウォークマンは生まれなかっただろう」と、この研究機関の所長は話している。ほぼ百年前、「自動車」というすごい新製品が登場し、それまでの「馬車」という常識を破壊した、すごい新製品のT型フォードがつくったヘンリー・フォードの次の言葉は、示唆に富んでいる、「もし『何が欲しいか』などとお客さんに尋ねていたら、「もっと速い馬」という答えしか返ってこなかっただろう」。「すぐれたアーティストは真似る。偉大なアーティストは盗む」(パブロ・ピカソ)。知らないからと恥ずかしがってはいけないし、苦手だからと避けてはいけない、大事なことは、知らないからと放置してしまわないことだ、どうやれば知らないことを短時間でマスターできるかに知恵を使う、これが苦手を強みに変える大きな一歩となる。情報より興奮を与えよう。「海軍に入るくらいなら、海賊になろう」、「海軍」とは、何でもかんでも規則ずくめで創造的でない仕事をさせるIBMのことだ、統制し自由を奪うIBMに対し、アップルは自由を求めて戦っているのだという意味が込められていた、「海賊」とは、いいアイデアがあれば、いちいちテストをするとか、手続きを踏んだりすることなく、素早く実行するという実践主義の意味合いもあった。

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著者プロフィール

ビジネスコンサルタント

「2022年 『イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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