コーチングの基本

  • 日本実業出版社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045836

感想・レビュー・書評

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  • 長らく積読状態になっていたが、今回コーチングを実際に受ける機会があり、棚から取り出して読了。
    体系立て易しく説明されている。
    PBPの視点(Possession, Behavior, Presence)は、これを覚えておくだけで部下指導の指針になる。

  • ある日の部下の学生インターンとの1on1で「ゼミ面接での質問が楽勝だった。普段の僕との1on1のほうがよっぽど考えさせられる。」と言われた。嬉しかった半面、自分の質問が本当に効果的に出来ているのか疑問に感じた。相手に考えさせるような質問を心掛けてはいたが、何となくその時思った質問をしているだけという感覚があったので、もう少し体系的に学びたいなと思った。上記のような思いをつらつらと人事部の妻に話してみたところ「それはコーチングだね」と言われたので、何となく本棚から手に取って読んでみました。

    本を読む前のコーチングに対する理解は
    「効果的な質問を繰り出し、傾聴し、内省を促して相手のリーダーシップを引き出すコミュニケーション手法」
    「相手に達成したい目標、目的があり、それが組織と個人で方向性が一致していれば機能する」
    「相手のスキルに応じてティーチングとコーチングは使い分ける」
    といった感じ。

    コーチング=支援というイメージから、リーダーシップ=けん引との両立が難しいと感じることが多々あった。

    本の中で印象的だった2つのエピソードがあった。
    ・ある有名なコーチングのトレーナーが「結局、あなたが最も大切だと思うコーチの資質は何ですか?」と問われたときに、一瞬の沈黙の後堂々と言った一言。「とにかく、諦めないことだ」。
    ・当時人前で話すことに苦手意識を持っていた筆者が、多くの人から改善点を指摘されて半ば落ち込む中、1人だけ変わった指摘をする人がいた。「あなたの目の表情から伝わるものがあった。磨けば使えるのでは?」。
    コーチングの、人の可能性に目を向ける側面に気づくと同時に、人を前進させるための「目の付け所」が何か、気づかされるエピソードだった。

    コーチングの定義から実践方法まで体系的にまとまっていて、かつ具体的なエピソードを交えて書かれているため、理解しやすい。

  • コーチングのノウハウについて書かれた本。
    コーチングをする人はもちろん、受ける人にも読んで欲しい本。
    テクニックよりも、コーチングの意味、コーチングのもつべき視点に関する部分が心に残った。
    コーチングとは目標を達成するものであり、目標設定が最も大事であること、またコーチングを効果的に進めるためには、目標設定を通じて、コーチとクライアントが同じ目標を持ち、そこを目指す必要があることなど、まだまだ理解できていなかったことがよく分かった。
    特に自分自身、コーチングをする方でも受ける方でも明確な目標を設定していなかったこと、やる意味について頭の中で分かったつもりになっていたことを知ったときは愕然とした。
    また、これまで自分のコーチングスキルの向上を意識してきたが、クライアントにコーチングを活用してもらう動機付けをしないと効果ないなぁというのもよく理解できた。
    コーチングが万能なマネージメント手法というわけではないと思うが、うまく取り入れられるように、しっかり身につけよう。

  • とても体系的に書かれていて、コーチングとは何か?コーチングの原則や基本など、枠組がすんなりと頭に入ってきた。実例も入っているので、基礎を学び、実例を読んでイメージをつけるということができる。
    深堀の仕方というのが今までわからなかったけれど、質問例などがのっていて、具体的なのも良かった。他石から自責に変える、などのポイントも分かりやすかった。
    もう一度読んでまとめたい。

  • 「何かを教える誰か」がいる人にとって読んで損はない本。コーチングの入門編。自身の人生設計・選択にも役立つ

  • コーチングの基本を知れる良本だった。
    よくあるコーチング事例が、要点よく入っており、使うシーンも想像できた。

    教育という視点でみていたが、
    コミュニケーションスキルとして、様々なシーンで使えると感じた。

  • 自分の習慣に取り入れたい内容の本は週1回で良いので目を通す時間を持ちたいと思ってる。この本もその中の1冊に加えよう。

  • 生徒指導や教員友達の相談に乗るときに心がけることと重なるところがたくさんあった。

    違いはクライアントが児童・生徒であることや、コーチングの契約関係にはないということ。
    コーチング的手法を生かした生徒指導につなげていきたいですにゃ〜

    ボリュームはあるけど、読みやすい!

  • C0034

  • こちらは具体例があるのが良かった。
    論理的思考力、組織マネジメントみたいなものは数値化しづらいのだが、100%じゃない前提で、ある程度の指標としてスタートとゴールを設けるのが良い
    その上で、「どの程度数値化するべきか」の感覚的なのを知るのに内容の半分を使ってるのは、結構有意義だと思った。

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