敬語力の基本

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534047014

感想・レビュー・書評

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  • 【大切なこと】
    ✴ハキハキした返事やテキパキした動作で「こいつは人前に出せる」と思ってもらえる→仕事の体験をより多く積むチャンスや重要な仕事を任されるチャンスが増える

    ✴『緊張』は最強の「態度の敬語」!相手は「この子は私を大切に思ってくれているんだな」と伝わる

    【知識】
    *「言葉の敬語」を使わなくても「態度」「行動」という「ふるまい」で敬意を表すことができる

    *「いつもお世話になっております」は社会人の一般儀礼的な決まり文句!これからお世話になる人にも使う

    *メモをとって話を聞く
    ①話し手を乗せられる
    →もっと分かりやすく伝えよう、などと思ってもらえる
    ②相手の話の要点が浮かび上がる
    →内容を再確認でき、疑問があれば質問もできる
    ③自然に目を外せる

    *「失礼しました」→礼儀に反した行為をしたときに使う
    「申し訳ございません」→言い訳もできないほどご迷惑をかけてごめんなさい
    「ごめんなさい」や「すみません」は目上に使わない

    *『丁重語』→目の上の人に丁寧さを表わす
    『謙譲語』→自分側の行為を下げて相手方を高める

    *「お」は和語に、「ご」は漢語に
    (例)お目覚めになる、ご帰宅になる

    【感想】
    『態度の敬語』について勉強になった。ついつい「正しい敬語を使おう」と堅くなってしまうが、態度で尊敬の意を表すことができる、ということが為になった。
    丁重語はとても万能だから使いたい!

    基本的な敬語も、多くの例文から感覚をつかみやすかった。

  • 本当に基本の基本で、主に知っていることばかりで、すでに数年、社会人として働いている身としてはあまり参考にならなかった。シチュエーションごとにというわけ方でもないのでなかなか内容が入ってきにくく読みにくかった。

  • 新卒社員の敬語教育の参考に購入。「すべらない敬語」の著者らしい。

    著者自身も書いているが、あまり他の敬語本ではやらない切り口だと思う。教科書的に定義を並べたり、道徳的建前を述べるのではなく、TPOに合わせたマナーの観点からの主張となっている。そのため、名刺の渡し方や上座下座についてなども冒頭に載っている。

    内容は非常に平易。イラストや実例も多く親しみやすい。厳密な定義を求めるニーズには不向きだろうが、若手教育や学生の一般常識習得には役に立つと思う。

  • 図書館で見つけた本。今まで読んだ敬語についての本の中で、一番読みやすかった。実用的な敬語について、使いやすい順番に載っている。いい勉強になった。

  • 大学でリアルに役立つ敬語!!大学では、先生方、職員さん、部活の OB、バイト先のお客様など、大人の方と接する機会も多くなります。本書では、対人関係でリアルに役立つ敬語を例とともに学んでいけます。
    (メカノマイクロ工学専攻 修士課程修了)

  • 参考になった点。この2つを実行するだけでかなり変わりそうだ。簡単ですぐにできそうなのもいい。

    ・態度の敬語・・・丁寧に体を向けて言葉を発する、上司には書類を両手で手渡すなど
    ・です/ます・・・語尾にですますをつけるだけで印象が変わる。

  • ーーーーー↓はがけん2014/10/29↓ーーーーー
    【概要】
     敬語を知らない人、知っているようでうまく使えてない人が読む本
    【評価】
     70点(自分が使っている敬語が正しいのか確認する上で読むと良い)
    【共有したい内容】
     ・「っす」は敬語ではない
     ・敬語で人との距離を調整できる
    【悪いところ】
     ・細かいのでこんがらがるかも
    【どういう時に役に立つか】
     敬語を確認したいとき
    【自由記述】
    敬語を使えるようになるために何度も読むといい。一回自分のものにするだけで、ずっと使える素晴らしい知識だと思う。

  •  敬語の基礎について学びたくて。電子書籍にて購入。
    「よろしいでしょうか」
    は当然のことだと思っていたのだけれども日本語は日々変わるものなので
    「よろしかったでしょうか」
    が当たり前になってしまうのだなあ。

  • 見やすく、覚えやすい。
    しかし、現場で利用し、経験するまではなかなか
    実感できない。

  • サクッと読めて、敬語に関して大切なことは大体全部読み取れたように思う。
    ただ主観的な表現が多かったのが個人的には違和感を感じた。教訓ではなく情報のみが欲しかった。

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著者プロフィール

1950年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1992年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍する。その一方、49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学、51歳で心理学修士号を取得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格を持ち、カウンセラーとしても活動している。
東京成徳大学客員教授、日本語検定審議委員も務める。主な著書に『口のきき方』『すべらない敬語』 (以上、新潮新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『おとなの雑談力』(PHP文庫)など多数。

「2020年 『イラッとさせない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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