- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534047342
作品紹介・あらすじ
あなたの文章は、なぜスルーされてしまうのか?仕事で一番必要なのに、誰も教えてくれなかった言葉の選び方、磨き方、使い方。
感想・レビュー・書評
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77のテクニックが紹介されているが共通している狙いは受け手の感情を動かすという点。(その方法はたくさんある)
本書に紹介されている実際の広告例を見ていく過程で広告を見る目を養えたのが一番の収穫だった。
日常で見かける広告や製品のキャッチコピーなど身近なフレーズを意識的に分析してみたい。
まずは普段乗る電車のなかでキョロキョロしてみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.短いフレーズで相手に響く言葉を考えてたので読んでみることにしました。
2.現代はネットにより、情報に触れる機会が増えました。それに伴い、人が興味を示さないワードや伝え方にある程度パターンが生まれました。それを踏まえて本書では、刺さる言葉は何なのかを教えてくれます。悪い例と良い例を対比させながら教えてくれるので、初心者にうってつけの本です。
3.頭で理解しても普通のキャッチコピーを作っていた自分に気づけたので良かったです。この本を読んだおかげでいくつかアイデアが思いついてきたので、買った甲斐はあったと思います。あとは、自分が得意な言い回しは何なのかを知っていくことが大切だと感じました。 -
2020.4.8 読了
種々のキャッチコピーの分類がなされている本。
仕事で必要な人にはいいかも。
自分には普段からコピーライトを意識して生活する契機になった。
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実際自分が文章を考える時に、辞書のような感覚でも使えると思った。1度読んで終わりではなく、また開く機会を感じさせる終わりのない1冊
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・自分に関係がある!
「・・なあなたへ」「・・・な私」
・具体的に書く。
・常とう句を避ける。
「迅速な」→「当日中に必ず」、「豊富な」→「33のバリエーション」
・相手の心になんで?を作り出す。
「傷はぜったい消毒するな」「なぜ・・はいけないのか」
・そういえばそうだよな・・と思わせる。
「さおだけやはなぜつぶれないのか」「なぜ社長のベンツは4ドアなのか」
「なんで私が東大に」
●イエスは名コピーライター!?
・文章をあっしゅくしシンプルで、せいじつに、何度も繰り返すこと。
・短く言い切る。
・相手の感情を刺激するものを売る。シズル感を刺激する。
・みんなが実はそれが言いたかったんだよ、ということ。
「亭主元気で留守がいい」
・自分の気持ちをストレートにこめる。
「泣きながら一気に読みました」「感動した」
・呼びかけてみる。
「おーいおちゃ」「ごはんですよ!」
・具体的な数字を入れる。
「ご夫婦で見てください」→「妻の共感度98%、夫の反省度95%」
・かかる時間を示す。
「1秒でわかる・・・」
・相手のめりっとを強調する。
・形を変えて列挙する。
「人民の、人民による・・」
・預言してしまう。
「夏までに・・」「この春は・・がくる」
・命令して言い切る
「本気でやせるがない方は、申し込まないでください」
・開き直って言い切る
「芸術は爆発だ」「かわいいは正義」
・問いかける
・大きな提案
「日本を休もう」「人生一度はライオンキング」
・好奇心を刺激する
・つぶやいてみる。
・ターゲットを絞る
「35歳からの・・・」。
・ハードルを下げる
「超簡単」「お気軽に」「だれでもできる」「あっと驚く」「・・だけ」
・正直に語ること。
・クイズにする。
・ランキングを利用する。
「昨日店で売れたナンバー1」
・希少性を強調する。
「今年一度のクリスマス」クリスマスは毎年あるが・・
・言葉のリズム、韻。
「日本語逆引き辞典」が有用。
・対句にする。
「●●でない。。。だ」「Xである。。Yである・・」「本を売るなストーリーを売れ」
・逆説を提示する。
「子どもに育てられる子育て術」「遊びながら勉強する方法」
・メタファーを使う。
「大勢の本がわくわくして待ってます」「
・五感を使う言葉を用いる。
類語辞典がいいかも。単においしいというより、・・
・異質な名詞動詞、専門用語定番用語など面白い組み合わせ。
・簡単なストーリーにする。その続きを読みたいと思わせるような。
・名言やことわざを利用する。 -
簡潔に、分かり易く、言いたいことを伝えるという
キャッチコピー力は全てのビジネスマンに求められる、という主旨の一冊。
しかし正直に言うと、読んだ感想は
「堅物のおじさんがユーモア教室に通ってセンスを教えてもらう」
みたいだなという印象を受けました。
名コピーを引き合いに、どのような点で優れているかという切り口はピンときにくく、
また、紹介されている77の手法には重複している内容も多く、
薄い内容を伸ばしているな、という印象はぬぐえませんでした。
ページをめくる速さも悪い意味で加速していき、
得るものも特に感じないまま全77手法を読破致しました。
『…しかし、ラスト1ページでのまさかの展開に!
急転直下! 阿鼻叫喚!!
最後の最後の展開に 完敗しました あぁ不覚!
衝撃のラストに全五嶋が震撼しました。』
※続きが気になるように引っ張ることや、
七・五調などでリズム持たせるとコピーとして良いらしいです
(ごとう) -
アイデアに詰まったら、パラパラとめくって、参考にすると良いかと思います。中にはちょっと無理矢理感が否めないテクニックもありますが、そこはご愛敬。
ちなみに私は広報誌に原稿を毎月書かなければならなくなって、小見出しを工夫したくて買いました。