課長の時間術

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048394

感想・レビュー・書評

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  • ● ちなみに、「わかる」という漢字の「判る、解る、分る」の中には、いずれも「刀(かたな、りっとう)」が入っています。わかるためには、「刀」で切り分けていくことが必要だということかもしれません。

    ● スケジューリングは、最小単位を15分で刻んで、会議や来客のアポイントなどは45分間を基本的な枠と考えるのです。

    ● 「課長」として、何か新しいことをやりたいのなら、その前に、まず何かをやめることです。「やること」を決める前に、「やめること」を決めなくてはなりません。

    ● スタートが1日遅れれば、ゴールは3日遠ざかる。

    ● リクルートには、「ゼクシィ」という雑誌を創刊したときのブレスト会議は湯島のラブホテルで行われた、という伝説的なエピソードも残っているほどです。

  • ■時間術
    1.成長が可能な若い時期に頑張らなければ、その後のビジネス人生で苦労する。「ワークライフバランス」を「プライベート時間の充実」と勘違いしている部下には、その危険性を伝える必要がある。
    2.未来を充実したものにする時間術に「24時間ポートフォリオ」がある。これは、自分を「株式会社」に見立て、24時間を「生活事業部」(睡眠や入浴時間)等などの仮想の事業に振り分けていく。
    3.休日を有効に使うには、午前、午後、夜と3コマに分けて予定を考える。

  • 何かで引用されていたことをきっかけに読書。
    よりよい時間の使い方を目指して

    メモ
    ・限られた時間をいかに自分の味方につけるか
     時間は自ら捻り出すしかない
    ・集中すべき仕事は重要だが緊急ではない部分に潜む
    ・自分にしかできない、未来を創る為に時間をかけて考える仕事は何か
    ・部下より1時間早く出社することでマネジメントの問題の大半は解決する
    ・課長の役割の一つは部下を我慢して見守ること
    ・課長は部下のカスタマーサービス部門のようなもの
    ・todoリストは前日の夜に書く。安眠のため
    ・どんな企画書も45分でA4 一枚にまとめる
    ・行動情報を可視化することで明らかになる。メンバー間に競争意識が生まれる。
     情報共有やコミュニケーションが可視化される

  • 毎日遅くまで残業、しかも土日も仕事の繁忙期、心身共に余裕が無いときに購入。
    この4年間、毎年業務が増え続け、日中は常に電話やメール、話しかけてくる部下の対応と、「他人の時間」に忙殺されてきた。
    読了後に感じたことは、「本に書かれていることは、既に十分実戦しているなぁ。もう限界だな。」だった。

    自分の人生のためにサラリーマン辞めても良いかな、と考えるようになった。

  • どこかでみたことあるような感じです。
    しかし、よくまとまっているので、課長さんと言うよりは新入社員にお勧めしたいです。

  • ・感想
    2011年に出た本としては読みやすく今でも通ずる考え方だと思いました。
    ・Todo
    ・時間をキッチリと守る
    ・朝はどんな部下よりも必ず早く出社する
    ・事実メモを作り、部下のプラスマイナス行動をしっかりと記録に残す
    ★上司のスケジュールを月曜朝イチに確認する。
    ★大事な数字はメモを取って常に忘れず持っておく。

  • できる人=時間術の上手い人
    覚悟を持って仕事ができているか?
    保留と先延ばしは異なる 先延ばし事項を溜めない
    上司の先延ばしは部下の時間を奪っている
    スケジューラーへは移動の時間を含めて入力する
    部下の管理:投下時間(何に何時間)・したこと、着手日・納期、質(成果・時間の使い方)
    課長が率先して早く帰宅 量・時間を求めていないことの表明
    やらなくてもよい仕事をやらない やらせない
    ボス・マネジメント 上司の思考・行動の先回り
    上司への報連相により自由になれる
    不要な会議は廃止する 例:定例会議
    会議の出席者の厳選 発言の義務化

  • やる事を決める前にやめる事を決める
    今日一日で何をしたかを確認する
    企画は1枚にまとめる
    スタートが1日遅れれば、ゴールは3日遠ざかる
    真面目な部下ほどやらなくていい仕事をつくりだす
    イトーヨーカドー広報部9名、大手自動車メーカーは100名、
    ブレスト会議ー脳を嵐のようにして意見を出し尽くす
    残りの人生にはまだ的考えを、!
    小さな事を重ねる事が、とんでもないところへいくただ1つの道

  • 隙間時間をつくりだす。

  • 当たり障りの内容。

    要するに、何でも(重要でない仕事は)自分でやるほうが速いと言ってやらずに、きちんと部下に任せなさいと。そして、自分は上司の先回りして、緊急でないが重要な事(パレートの法則の2割)をやりなさいって話。

    部下は何にどれ位時間を使ってるかを把握して、部下にとっての重要な2割に注力出来る環境を整え、上司はうまく使えと。

    未来の自分に対して、残り時間は少ないことを意識して、「やらないこと」を決め、一つ上の視点で動きなさいと。

    役に立たなくはないが、ほんとありきたり。

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著者プロフィール

(たなか かずひこ)日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授。


「2022年 『新版 社会人のための社会福祉士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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