人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048561

感想・レビュー・書評

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  • 漫画しか読まなかつた若く貧しき日の著者が、
    自腹で1,000万円を投資し
    1万冊を読破してつかんだ
    「つまらない人生」を変える
    超実践的読書術

    もうね導入が面白い、ウソみたいなホントのお話。読書に目覚めて覚醒!した著者が80の本の読み方を紹介する本。
    よく考えたら大学生のときに1000万円ってやべえな。きっと恋愛とか友情とか捨てて読書にのめり込んだんだろうなぁ。
    読書愛がすごいっす。俺も読書好きだけどこの著者に比べたらまだまだだぜ・・・。
    こんな読書愛ある人がいたら本で語り合えて楽しそう。残念ながら自分の周りには本をまったく読まない人がほとんどだがね。

    地球上には二通りの人間にしか棲息していない。
    読書する人間と読書しない人間だ。
    P65

    ローランドみたいな名言飛び出して草。本読みだすと付き合う人が変わるってよ。そりゃそうだよな、俺だったら読書しない彼女とか絶対やだもん。イルミネーション見たいだ、ディズニー行きたいだ、スイーツ食べたいだなんのよりも、本を語り合える人と付き合いたいもの。恋愛にかぎらず友達もそう、これから本好きにめぐりあえるといいなぁ。

    どん底状態こそ真の読書の好機。
    幸せの絶頂期に運命の本に出逢う人はいない。
    P147

    ワタクシ現在進行系で、今日退職して転職先決めてないしお先まっくらです。27歳ニート、絶望。これはまさにどん底ですね。
    運命の本、待ってますよ。自分から出会い求めて書店めぐりでもっすか!

  • 両開きで1単元という書き方。読みやすいです。


    私が、この本にタイトルつけるなら
    『とにかく本を沢山読め!』かな。笑


    自分には響く言葉が沢山ありました。
    ただ、サブタイトルが本の読み方と書いてるけど
    ハウツー本ではなかったように思いました。
    あくまで、作者が膨大な読書量に基づく
    経験則を書いてるように感じました。

    エビデンスや学術的根拠はなく、巻末に
    参考文献や論文も載せられてなかったので
    作者目線であると思います。


    読書はじめようって方にはピッタリかなと思います。
    普段から、たくさん本を読む方にとっては
    既知の情報が多いように感じました。

    80の読み方ですが、いくらか内容が被っているものも
    あったので、正確には70の読み方くらいかなと。


    共感できるものも多かったけれど、
    本を読まない人は美男美女ではない、など
    少し突飛なものもあったように思います。


    一番最後のページの、たった2行の言葉が
    一番心に響きました。
    ❤︎この世に本がなかったら、
    僕はとっくに死んでいた。



  • これとレバリッジリーディングを読んでから、多読の重要性を理解し、たくさん本を読むようになった。

    • ぬっつさん
      同じ人がいるとは…驚きです
      同じ人がいるとは…驚きです
      2012/03/13
  • 本は買って読むべきだと主張する。何年も経ったあと、同じ本を読んだときに、違う部分に線を引きたくなる。成長を感じる。
    素直に理解できた。自分が頭の何処かで感じていたことを、はっきりと言葉にしてくれた。

  • 本が好きになってから、たまーに、「なんで俺ってこんなに本好きになったのかな?なんでこんなにたくさんお金かけて、たくさん本買ってるんだろう」って思うことがある。
    でも、そこで買い続けるのはやはり自分が本を好きになったからだろうし、自分を変えたいと思ってるからだろうと思う。
    この本を読んで、やっぱ読書っていいなぁと思った。自分で文を書くと思うけど、文章って書くのがすごく難しい。
    相手に伝わりやすく、自分の思ってることを伝えるのは容易ではない。それを、本の著者は乗り越え、本を一冊完成させる。そこには、著者が必死で考え、粘って書いた一つ一つの文章があり、それをたったの千円そこらで買えて、二時間くらいでその自分にとって新しい知識、知恵を吸収できるので、安いもんだなと思う。
    なんか、本書とは関係ないことを書いてしまってるが、この本が本棚にあることで、本の意味を常に考えさせてくれることになりそうだ。

  • 大学の四年間で、仕送り、バイト、糸目をつけずに、読書に一千万つぎ込んだとは、あっぱれ道楽息子。一万冊以上を購入したなんて羨ましい。実践的な本の読み方使い方というよりも、本を読むことの精神的意義を滔々と語った本書。見開き完結の歯切れ良い訓誡は、ガツンと心を揺さぶるものばかり。「レバレッジ・リーディング」の本田直之氏や、「本は10冊同時に読め!」の成毛眞氏ほど、挑発的攻撃的ではなく、読書を続けてついに悟りを開いた人こそかくや、と思われるくらい読者には親切で、ご自身は謙虚な印象を受けました。

    どんな読書論の本にも欠かせない推薦図書。冊数が少なく、そのレビューの書き方も簡潔で的確。千田琢哉氏が推薦するのならぜひ読んでみたい!と、紹介文を読んでいるだけでわくわくしました。

    ●本にかけたお金とその人の年収は比例する。
    ●本の買い過ぎで貧乏になった人はいない。
    ●インプットの質は必ず量の上に成り立つ。
    ●モテたかったら読書に限る。本を読んで美男美女になる。

    膨大な読書を続ける中で「お金持ちになるかはわからないけど、一生お金に困ることはないだろうな」と悟った千田琢哉さん。「お金に愛されるとは、余分すぎるほど来ることもなく、足りなくもならないということ」と語った吉本ばななさん。幼い頃「おじいちゃんのようにサンドイッチを売って大もうけする!」と両親に話すと、「おじいちゃんは素晴らしいビジネスマンだったけど、お前が人を喜ばせられる方法は、物を売ることじゃなくて、お話を聞かせてあげることなんじゃないかな?」と諭され、エンターテイメントを志したという映画監督。(Fresh Air より)

    この3人がふと重なりました。根底にあるのは本書にある通り「あなたは自分の何を通して人を喜ばせるのかを考えなさい。」というメッセージなのだと思います。人を喜ばせ、その対価としてお金を受け取り、またそのお金で誰かを喜ばせる。そんな自然な流れを作ることができるのはきっと、自分に正直に、人を喜ばせたいと考え続け、挑戦し続ける人なんだと思います。

  • 当たり前の事なんだけど、普段読書しない人が読書するモチベーションを高めるのには良い本だと思う。
    普段からそれなりに読んでいる人は読みながら共感する点も多い。
    それにしても、著者の経験、大学時代に1万冊の本を買って読んだというのには恐れ入る。

  • 『あなたの人生で起きる難題のヒントを、読書は必ず与えてくれる』

    主に読書のやり方よりも読書への向き合い方を教えてくれる一冊。
    『なぜ読書をするべきか』に始まり、『読書によって身につく6つのチカラ』について、そして最後に『本の買い方と読み方』を解説する。

    本書の構成から考えると、普段読書をしない人や読書しようかと迷っている人向けに書かれている。
    もうすでに読書にハマっている人は、ウンウンと納得がいくことばかりで少々物足りないかもしれない。

    【学んだこと】

    ・成功者たちの本棚には圧倒的にハードカバーの本が多い。これは本は発行されてすぐに手に取っていることを意味している。

    ・なぜ、その本を選んだのか?がマーケティングのヒントになる。だって、他の人も同じように選ぶ可能性があるから。

    ・若い内は外面でもモテられるが、歳がいったら内面が伴ってこそモテる。そのために読書がいい。

    【行動への転用】

    ・気になる本を文庫本になるまで待たない。投資をケチれば結局は損をすると意識しておく。

    ・モノやサービスを購入したときは、どんな思いで選んだか、記録しておく。

    ・内面を磨くための読書をする。自身の軸となる考えを言葉にできるようにしておく。

  • いくつか重複する内容はあったものの、
    読書好きにとって刺さる言葉も多かった。
    読書できるって、贅沢。
    これからもたくさん好きなだけ本を読もう!と思えた。

  • 「本を読んでいる人はタフになる」と言う言葉が好き。
    肉体を筋トレで鍛えるように、心を鍛えるために本を読む。そんなことを教えてくれた本でした。

著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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