〈NJセレクト〉ストレスに負けない技術

著者 : 田中ウルヴェ京 奈良雅弘

• 日本実業出版社 (2011年10月29日発売)

作品紹介・あらすじ

「イライラ型」「オドオド型」「クヨクヨ型」「モンモン型」「ヘトヘト型」「ムカムカ型」…6つのストレスパターンに分けて、それに対処する技術(コーピング)を学べる一冊。「セルフトーク」「問題解決」「アサーション」を駆使した、すぐに実践できて、元気になれる方法を紹介します。

感想・レビュー・書評

[はりさんの感想 · 2023年7月29日]

型に分けて説明してあり、わかりやすい。

[あかさんの感想 · 2021年4月22日]

リワークの課題図書のため読了。

ストレスのない生活はなく、重要なのはひとりひとりがストレスとどう向き合うかである。

過度な一般化、白黒思考、「べき」思考、自己関連づけ　などが認知のゆがみであり、刺激が認知の歪みによってストレス反応、感情反応、あるいは身体反応として現れる。

私はオドオド型とヘトヘト型
〈オドオド型〉
自分に自信がなく、不安に感じやすい
自身を否定的に捉える傾向が強い
〈ヘトヘト型〉
ミスをおかしたくない、他人に迷惑をかけたくない「完璧思考」


・対策
「いま、ここ」で考える
先のことで悩むより、今できる準備

①何が問題か明らかにする
②原因をリストアップする
③原因を絞り込む
④具体策を考え、実行する

・感想
同じ出来事でも、評価によってストレスに感じるかどうかが変わる。未来や過去のことで不安になりやすい為、「いま、ここ」で考えることを心がけてみる。
オドオド型、ヘトヘト型であったため、肩の力を抜いたり、リラックスする方法を身につけられればもう少し楽になれるのかもしれない。

[carsgullyさんの感想 · 2016年10月27日]

コーピングの本。

著者プロフィール

五輪メダリスト／スポーツ心理学者（博士）／慶應義塾大学特任准教授。1967年東京生まれ。1988年ソウル五輪シンクロ・デュエットで銅メダル獲得。日・米・仏のシンクロ代表チームのコーチを10年間歴任。米国大学院で修士修了（スポーツ心理学）。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で博士号取得。日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士として、トップアスリートから経営者・医師・研究者などに心理コンサルティングを行う。また心理学をベースにした企業研修や講演も数多い。国際オリンピック委員会（IOC）マーケティング委員、スポーツ庁スポーツ審議会委員、報道番組コメンテーターを務めている。『人生最強の自分に出会う 7日間ノート 超一流のメンタルをつくる感情整理プログラム』『99％の人がしていない たった1％のメンタルのコツ』ほか著書多数。フランス人の夫との間に一男一女。

「2022年 『心の整えかた　トップアスリートならこうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」