在庫マネジメントの基本 (この1冊ですべてわかる)

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  • 日本実業出版社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534051684

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に買って、読んでなかった本。ようやっと読了。

    KKD=勘と経験と度胸 ってよくあるわw


    どの本読んでも感じるけど、やっぱり担当部署だけでなく、経営レベルで関わらないといけないコトなんだよね、物流って。

  • 何でうちにあるんだろう……。
    業務で、在庫管理することになった際に……。

  • 資材調達の部署に異動になったので、
    とりあえず基礎をと思い読んでみた。

    販売計画をもとに製造計画がだされ、生産しているが、変更ありきの計画に会社が頭を悩ませている。
    ERPを導入しているが、結局うまく使いこなせているかといえばそうでもない現状。

    計画はあくまて計画であり
    そこの精度を上げるよりも、製造側で臨機応変に対応できる仕組みづくりが必要なのかなと感じた、


    いろんな統計方法であったり、
    管理手法の横文字がかかれ、説明されてましたが、あまり私の頭の中に入ってこず。

  • その名の通り「基本」の本。

    在庫管理を、製造元でできること・販売元でできることで区分してまとめられていて読みやすい。

    また、統計的な在庫計算式も書かれており、アカデミックな考え方もさわりで学べる。

    端的に言えば、在庫管理に正解はなく、担当者・上司相談の元、管理せよ。そして、たまには外部からの視点もあれば尚よろしというニュアンスと受け取った。

  • 在庫マネジメントを包括的に学ぶには良い。

  • 在庫による費用 ⇒ 在庫の10~20%のコストが発生でざっくり計算できる。
    製造会社だけでなく、販売会社にある在庫も含めたトータルでの在庫管理が必要。
    ライフサイクルに応じた在庫の持ち方が大切。
     ・立上期:消耗品の出荷頻度が高く販売数も少ないため、在庫を集めておく。
     ・安定期:緊急時に速やかに対応するため、現地に近いところで在庫を持つ。
     ・終息期:無駄な在庫を持たずに済むよう、在庫は少ない拠点に集める。
       ⇒いつが終息期なのかを把握

    販売計画を立てて、生産計画/在庫計画を立てる。それに対するリスクと対策を事前に準備する(どうなる可能性があり、どうなったらどうするのかを決めておく)のが、経営。「どうなっているのか?」と毎回聞いているようでは経営者失格。

     

  • S&OPについても触れられており、
    なかなかいい本だった。

    ・基準在庫は、欠品しないようにある期間の需要を満たすための在庫数量。
    ・在庫基準=サイクル在庫(計画サイクル中の需要計画)+安全在庫
    ・KD生産の背景は2つ。1つは工場の生産スキルレベルが低いため。もう1つは現地の税制の問題で完成品の輸入に大幅な関税がかけられてしまうため
    ・ソーシングとパーチャシングの違い。ソーシングはサプライヤー選定や価格契約。パーチャシングは仕入れ・発注プロセス。
    ・MRPで製造指図。MESで製造指示。
    ・S&OPの特徴。マネジメント層の参加。製品ファミリーレベル。物の流れと収益の関連。ビジネス活動共有、需要計画、供給計画、需給調整、マネジメントレビューの順で実施。
    ・仕販在計画は、販売計画・在庫計画をインプットにして仕入計画を立てる。

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著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、筑波大学大学院経営学修士。日本能率協会コンサルティング、アンダーセン・コンサルティング(現、アクセンチュア)、日本総合研究所などを経て、サステナビリティ・コンサルティングを設立、代表を務める。専門は、ビジネスモデル構想、SCM構築・導入、ERPシステム導入、管理指標導入、プロジェクトマネジメントなど。
著書に、『この1冊ですべてわかる SCMの基本』『図解 生産管理のすべてがわかる本』『この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本』『図解でわかる 販売・物流管理の進め方』 (以上、日本実業出版社)、『だから、あなたの会社の「在庫改善」は失敗する』(日刊工業新聞社)、『思考のボトルネックを解除しよう! 』『「見える化」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『エンジニアが学ぶ物流システムの「知識」と「技術」』『エンジニアが学ぶ生産管理システムの「知識」と「技術」』(翔泳社)など多数。

「2021年 『しくみ・業務のポイントがわかる 現場で使える「SCM」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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