- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534053534
感想・レビュー・書評
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・ビジネスであってもファミリーのようなウェットな関係性を保つ。
・従業員の裏切り、逃亡は報酬の多寡によって生じるのではなく、いかに経営者が尊敬されるか、夢を見させるかにかかっている。
・現地のやり方、考え方を尊重することは大事だが、迎合し溶け込むことはない。日本人としての常識、観点を大切にする。
アフリカの慣習、人々の考え方の特徴を踏まえ如何にビジネスを進めていくか、ということについて著者の考えか記述されている。
ビジネスを興す上での心構えが抽象的に表現されているので、アフリカに限らず参考にできるものもあるなと感じた。
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アフリカ、日本人ビジネスで有名人金城氏の本を読了。
・ビジネスであってもウェットな関係性を大事にする。友人をビジネスパートナーにする。
・スタッフに夢をみせることが裏切られない方法
・現地化するとは迎合ではなく、現地人以上に情報を知り、様々なことができるようにならないといけない。賄賂に頼らなくてもいいように工夫する。 -
50社を経営するというのに驚くが、内容は事例などが抽象化されすぎていて一般的なビジネス書に留まっているように感じた。もっと著者金城氏の軌跡を知りたいと思った。
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意見に傾けることの大事さは海外で仕事をする上で今まで以上に重要になってくる。
従業員を家族に接し対応していくことで、溝を無くすようにしている。
決定権は相手が持っている物であるから、自分の考えだけでその商談の結果を決めつけることはやってはいけない。
その地に会った客との繋がり方をしていくべき。どこでまた繋がることになるかわからないから。
前提条件をハッキリ確立さして、それを元に話ごとを進める。交渉は今の時間が大事になるのではなく、将来的に最高の結果を出すことが一番重要。
日本人が優れてる能力は空気を読む力。ただ、日本人はこの能力はあるが、人の意見に合わしてしまう為に能力効果を発揮できていない。空気を読んだ上で自分自身の意見を場に合わして言えると大きな力になる。
上司が部下の手柄を横取りするようならば、手柄をあげて、その代わりに自分ごいないと成績が上がらない状況に追い込んでいく事でこっちのご機嫌取りをさせれることができる。 -
いかに違うフィールドの人間に寄り添い、しかし自分の芯をつらぬくか。現地の呼吸に合わせることで、現地の人間となる。そして、当たり前だけど、政府や大企業にはできないような自分の会社のシナジーを持つ。これが秘訣らしい。
フェルミ推定と英会話、やろうと思った。 -
・相手に決定権のあることを自分の頭だけで終わらせてしまっていては、すごくもったい無い
・できるだけ人と会う
・周りを見渡し、周りが出来ないことを選択することでストロングポイントをつくる。ある意味、ビジネスの定石
・経営者はスタッフに対して夢を見せなければならないし、会社が日々進歩している様子を見せなければいけない
・ビジネスの上で、事業が生殺与奪権のバランスをどう取れているのか、配分はどうか、常に把握していることが大切
・予想外のトラブルが多く起こると推測されるならば、ポイントを絞りビジネスの輪郭を明確に描くと逆に臨機応変に動けない。フワッと描く
・"交渉すべきは未来の結果であって、目の前にいる人は未来の結果と交渉としていく仲間だ"
・怒りのポイント、嫌がるポイントは裏返すとその人をよく知れるポイントであり、そのポイントはその人の執着しているポイントや重視しているポイントであることが分かる
・お金だけ出して、業務のことを何も知らないのはダメ
・知識ではまず圧倒せよ
・組織のメンバー同士で時間共有し、同じ事象をどういう思考で捉えるのかを試す、把握する、思考の乖離を理解する
・ミスに対して怒るより、ミスを取り返そうとしなかった態度や諦めの感情に対して怒る
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スタッフの伸ばし方、2ステップ
① 皆んなが模範できるスターを創る。ある意味弱者切り捨てをする、できるスタッフをより伸ばす
② ボトムアップを図る、弱者救済
これをすることでメリットとしては、①でスターを育てる過程ででる問題を②に活かし修正できる
①を飛ばして②をつくるだけだと、伸びしろの天井が低い、まずは天井を高くしておく
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・大胆細心で採用する
・小心者で細心な人間は、修羅場をいくつか超えると見違えるように成長する
・場の空気を読むことは日本人の優れた特徴である、ただそれだけでなく、本当は自分はこうしたいんだと言える能力を身につければ日本人であることがすごく付加価値がある
・取引相手の利益も考え、長期的に取引を持続させれば長い目で見ると利益も大きい
・誰かと誰か、企業と企業を引き合わせたときに発生する報酬より、より多くの人に信頼されて感謝されて集まる情報や機会のほうが利益が大きい
・人が周りに集まれば利益が付いてくる、だからこそ周りに人が集まってきてもらえるよえな努力をすべき
・スタッフにそのスタッフが抱えている事業とは別の事業の自慢話をする
→スタッフの中で、自由に事業展開してもいいわだという価値観が生まれる
・組織は組織の中にいる人が面白いと思える組織が最高
・大勢が向かうところにサポートのチャンスがある(例-エアビー等
・情報を昇華させれる人、すなわち付加価値をつけて返せる人、と情報共有をすべし
-----気づき、自己咀嚼
・モチベーションの矢印を最適化する
・面白いと思う、やりたいと思う場所へ人を最適化する
・現在を自分以外に任せ、未来を自分でデザインする
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