できる人が絶対やらない資料のつくり方

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 123
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534054814

感想・レビュー・書評

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  • もっと早く知りたかった…
    ということがたくさん書いてあります。

    特に、今まで、so what?となるケースが
    多かったのですが
    本編に記載されていた、「空、雨、傘」が
    揃っているか?
    に気をつけて、資料作成したところ
    初めて良い評価を貰うことができました。

    tipsがたくさん書いてあるのですが、
    私のような初心者に向けて
    もう少し深掘りした内容の本も
    読みたいと思いました。

  • 基本だけど大事な考え方。でも資料作りを頑張りすぎると非生産的になりかねないので注意

    以下tips
    行動理解感情を紙ベースで考え、パワポ化
    誰にどのような行動をして欲しいのか。そのために何を理解して欲しいか。そのために相手をどのような心理状況にするべきか

    レビューは3回。方針、ドラフト、最終。
    自分の伝えたいことではなく、相手の期待、理解度に合わせる。週刊こどもニュースを目指す
    メインターゲットをはっきりさせる

    メッセージはシンプルに
    主張を支える根拠だけを示す
    ビッグワードを並べない
    状況解釈行動、空雨傘を整理する
    相手を論破するのではなく、共感を得る
    どうすべきかという主張をいれる。次のアクションを。
    依頼文書の場合は、相手のメリットと、やらない場合のデメリットを。

    質疑が最も大事。事前に想定質問の対策を。懸念事項は否定せず、本当にご懸念の通りで‥で回答。

  • 資料作成をする人は全員この癖をつけた方がいいと思いました。

  • パワポが上手く作れなくて読んだ本。
    本のまとめ方も勿論のこと、内容も非常にクリアカットで、初学者も手に取りやすい。大学生・新社会人が読むべき一冊。

    最初のページが「まずパワポを立ち上げない」。
    ●相手に【行動】【理解】【感情】を与えるかをまず考える。
    ●A4で1枚程度に収める。
    ●資料は1から作るのではなく、先輩や前例を転用する。
    ●資料作成するときに、まず作業工程ごとに時間を見積もる。情報収集30分、仮説構築30分、パワポ作成30分etc。
    ●メッセ―ジはロジカルシンキングで矛盾をなくす。ピラミッドストラクチャー。「だから」「なぜなら」と突き詰め、テーマのダブりを無くす。
    ●メッセージは問いかけに。
    ●抽象的な言い回しやNG。必ず具体的に。
    ●ピラミッドストラクチャーで、「空」「雨」「傘」
    つまり、【状況】【解釈】【行動】の3点が揃っているかを徹底して確認する。
    ●資料の見出しは3~5つに纏める。
    ●質疑応答は持ち時間の1/3くらい確保する。
    ●終わる時間を厳格に守る。

  • 資料作成は総合格闘技と紹介されている通り奥が深い。必要なスキルを積み重ねていくのも重要だが、「これはやってはいけない(NGパターン)」を覚えることで手っ取り早く失敗をなくすのも良い手だと思う。

  • わかりやすい

  • 企業でのプレゼンといえばパワーポイント。

    しかし最近はパワポでのプレゼンは流行っていないどころパワポでのプレゼンは禁止という企業もあるそうです。

    わかりやすい資料作りというのはちょっとしたコツを知るだけでずいぶんと出来上がりが変わりそうですね。

    「空、雨、傘」の考え方はとてもわかりやすくて参考になりました。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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