伊藤真の法学入門 講義再現版

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535517332

感想・レビュー・書評

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  • 法学の全体像を概観できる感じで法学初心者な私でも読みやすかった。
    学び方もまとめてあって分かりやすかった。

  • 理解しやすい本です。それに初心者にとって注意すべきなところを分かりやすく説明していました。

  • 法学についての細かな事が書いてある、というよりは全体の概要を初学者向けにまとめたセミナーのような内容量。「講義再現版」とあるので、まさしくタイトル通りである。入門書としては妥当なレベルだと思う。
    「リーガルリサーチ」の章は使えそうな検索サーチが明記してあるのでありがたい。

  • 「法」と「法律」の違いとは?法学の素朴な疑問を出発点として、法学の全体像を分かりやすい文書で鮮やかに説明した基本書です。これから法学を学ぶ1・2年生はもちろん、そしてある程度勉強してきた3・4年生以上にも新たな発見があるはず!きっと法学が今より面白くなりますよ!是非、読んで見て下さい。(執筆者:図書LA、SP)

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB03993790

  • * 随所に法学学習の心構えやポイントが書いてある。
    * 「第5編法の使い方、学び方」は今後、学習をすすめる上で参考になった。
    * 読みやすい文体でページ数も少ないので、すぐに通読できた。
    * 重要なところが青色の字で示されているが、見えにくかった。ほかの色にしてほしい。

  • 図書館で借りた。法律学ぼうかな

  • 教科書みたいな感じですが、友達に進められなければ絶対読まない本で勉強になります。
    憲法や法律など苦手な人も読みやすく、易しい本です。

  • 法学を学習未経験者向けの入門書。内容は「法とは何か」という定義説明から始まり、日本・欧米の法制度成立の歴史、法解釈の仕方、法律の勉強の仕方等。法学基礎が体系的に会得できる一冊。

  • リベラルな法律論。
    法と道徳の関係や、法の解釈について、とりわけ「拡大解釈」と「類推解釈」の違いなどを知ることができてよかった。
    ちょっと物足りない感じがしないでもないけど、法律の各論を学ぶ前の基礎知識を、ここまで丁寧に書いた本は得難いのでは。

  • 法学って何か取っつきにく印象。。
    特に、法学って条文や判例を暗記すればいいんでしょ?なんて思いがちで、大学でもあまり履修しなかったし、そもそも理工系の人は法学を学ぶ機会は少ないし。学部1,2年の教養?昼寝の時間です

    法って知っているにこしたことは無いけれど・・・

    さらに悪いことに、興味を持って勉強しようと志しても、法学とは何か?という概論(総論)から教えてくれる教科書ってあんまりないと思います。
    「法学入門」と書かれた書籍を手にとって読んでみると、とても入門とは思えない内容が書かれているし(私だけでしょうか)。

    本書は、そんな私にピッタリの書である。
    内容は、高校までの社会の教科書に毛が生えた程度だと思うが、簡潔にまとまっていてわかりやすい。
    が、コスパが少し悪い。この内容かつシリーズの数を鑑みると1,000円以下にしてください涙


    なんの学問も同じであるが、その学問の本質を知ってから、具体的な内容お学ぶことによって理解の程度に差が出るのだ。
    数学も最初に四則演算や図形の性質から入るのもいいけれど、数学とは公理系から出発して演繹的に推論を繰り返し、理論を構築していく学問であるということを知っていると、Euclid幾何学もそれがひとつの公理系でのみ成り立つものであると理解しながら学べるのだ。

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著者プロフィール

弁護士

「2017年 『護憲派による「新九条」論争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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