入門経済学 第3版

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535555853

作品紹介・あらすじ

経済学入門書の決定版全面改訂!現実経済や経済学の新動向もやさしく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 経済学の入門書でありながら、かなり定性的かつビジネスケースに沿った記述になっています。例えばマンキューの入門経済学のような学部生向けの本と比べても、実際の生活における場面がイメージしやすい構成です。きちんと経済学を学ぶ機会が少ないビジネススクールなどでの補助教材として優れると思います。

  • 経済学の入門レベルの教科書。数学できないひと向け(数式にアレルギーなければ他の本へ)に作られているらしい。

    版を重ねているだけあって、内容もまとまっているが、沢山出版されている他の教科書と比較しても本書には特に良い点が見当たらない。したがって、本書を薦める理由はない。
     これを読み終わった読者がAmazonなどで「おすすめします」と他人に言うのはまだいいが、テキストを複数見比べることのできる人(講師でも先輩でもおじさんでも)が初学者に対して理由も書かずに本書を推しているのを見るたびに、その人にはテキトーな印象を受ける。(自分に影響もないことには、無難にすますのが当たり前と言っちゃ当たり前ですが)(そして勿論それなりの理由をつけるならこの限りではありません。)。

  • 図書館で借りた。入門としてはgood

  • マクロ難しい。もっと数学的な方が自分には分かりやすいとおもった。

  • 高3の受験後に初めて買った経済学の本。

  • 経済学入門の教科書としてはよくできてると思う。
    ミクロ・マクロについて、それぞれある程度の一貫性を担保したうえで、図解もしながら、展開している。今でも手元に置いている本。

  •  マクロ経済学の基礎と展開、ミクロ経済学の基礎と展開という4部構成になっており、基本的に中学レベル以上の数学は使わず、言葉で経済学の仕組みを講義録のような口語形式で記述している。このため、がんばれば中学生でも読めるような仕上がりになっている一方で、数式が使えないため言葉の説明が長くなりがちという一面もある。

     マクロ経済学の基礎では、新古典派とケインズ派の考え方の違いや、乗数メカニズムによる波及効果の説明などを中心に行い、展開では、失業や経済成長、財政・金融政策のメカニズムなどを説明している。また、ミクロ経済学の基礎では、資源配分という視点である財の需要と供給のメカニズムを説明し、展開では、独占の理論や不完全情報の経済学、消費者行動や比較優位性など、一般均衡分析の概念の説明をしている。入門の名前にふさわしく、経済学を広く浅く紹介している。

     コラムで現実の経済との関係を説明しており参考になるが、少し話が古いところもある。ごく一部だが事前に定義していない用語・記号を使用している箇所もあり、初めて経済学を学ぼうとする人には少し不親切かもしれない。しかし、練習問題に対する解答もついており、自習には役立つ本だと思う。

  • 大学院の基礎科目でのテキスト。事例が具体的で分かりやすいが、経済学を勉強したことがあるため、簡単すぎるように思えました。

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著者プロフィール

東京大学経済学部卒。経済学博士。現職:東京大学名誉教授・学習院大学国際社会科学部教授。経済財政諮問会議議員、復興推進委員会委員長などを歴任。専門は国際経済学。著書に、『入門経済学』(日本評論社)、『ゼミナール国際経済入門』『ビジネス・エコノミクス』『ゼミナール現代経済入門』(すべて日本経済新聞出版社)など多数。

「2022年 『図解 はじめて学ぶ みんなのお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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