認知行動療法

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535560178

感想・レビュー・書評

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  • 1995年とやや古い教科書なのが残念なのだけど、実践よりCBTの理論そのものについて読みたいという欲求に応えてくれる印象。

    この本は第2章がよくて、バンデューラの理論とエディプス・コンプレックスの関係について、モデリングと同一視の違いなどが明確に書かれていてわかりやすい。
    またエリス、ベック、ラザルス、ウォルピあたりのややこしくて「どこがどう違うの?」という各理論の関係性がまとめられていて便利。「認知的変数の一覧」なんかもある。

    3章以降は認知モデルの発展の歴史や理論・仮説の解説が中心。
    ラザルスによるストレスの「発見」から始まるストレスとCBTの関係が詳しい。またラザルスとスピルバーガーのストレス理論の違いが図解されていて、どこでどう「評価」して、どう介入するのか理論そのものが理解しやすくなっていたりする。

  • 認知行動療法がどのように発展したか、どのように介入に適用されるのか、がわかりやすく書いてある本。

  • 明らかな精神病圏の人がカウンセリング希望だとか言ってDrも何にもわかってないものだから心理に回されて来てしまったとき担当教員からこれをやれと言われて買った本。どうにも性に合わないので結局やってませんが。

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著者プロフィール

北海道医療大学心理科学部教授

「2013年 『認知行動療法という革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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