ギャンブラーの数学: 運をうまく使いこなすにはどうしたらよいか?

  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535786493

作品紹介・あらすじ

ギャンブルで自分は運が良いと感じるのはなぜなのか?ポーカー・ルーレット他あらゆるギャンブルを、「運=ツキ」とともに、歴史から、数学的・心理的側面までよみとく意欲作。

感想・レビュー・書評

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  • やらなければ始まらないことがある。それに取り付かれたら、なかなか自分の意志だけではどうにもいかず、『運』と言う言葉に置き換えられてしまうことも多い。勝っても負けてもそんな感じなのだから、いったいその事象をどうやってとらえればいいのだろうか。この本では、歴史、数学、心理の3つの観点から切り込みをいれ、その核心に迫ろうとしている。数学的な統計や期待値、また勝負どころを知っておけば、多少なりとも有利にことを進められるものもある。その一方で、個人のメンタルによって大きく左右されることもあるため、一筋縄ではいかない。冷静にかつ熱く、それでいて柔軟ににその場に身をゆだね、その勝負事に敬意を払うものにしか、運命の女神さまは訪れないような気がしている。あまりに多くのお金を使い、自分の人生まで左右されてしまうのは問題だが、勝負事において駆け引きを学び、その本質にせまることには大きな意味があるのだと私は考えている。

  • 請求記号: 417.1||M
    資料ID: 91113483
    配架場所: 工大選書フェア

  • 著者は数学者で、ギャンブルに嵌っている人を構成させるために本書をかいたそうだ。ギャンブルを歴史、数学、心理学の3方面から取り上げることで運とは一体なんだろうかという疑問に答える。さらに昨今の経済危機についても言及する。
    ただ、個人的にはあまり読みやすくない感じがする。

  • プレゼンのネタとして読み込み中。
    賭博だけでなく、株式投資の歴史やイマドキのCDSについても触れているので思ったより楽しい。
    Ⅱ部は確率論の話v

  • 【新刊情報】ギャンブラーの数学 http://booklog.jp/asin/4535786496 417.1/メ ギャンブルで自分は運が良いと感じるのはなぜ?ポーカーやルーレットなどあらゆるギャンブルを、「運=ツキ」とともに、歴史から数学的・心理的側面までよみとく

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著者プロフィール

1942年ブロンクスに生まれる。マルボロ・カレッジ数学科教授。著書に『数学と論理をめぐる不思議な冒険』(松浦俊輔訳、日経BP社)、『ゼノンのパラドックス』(松浦俊輔訳、白揚社)などがある。

「2014年 『数学記号の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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