- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535983724
作品紹介・あらすじ
マインドフルネス、メタ認知療法、行動活性化、DBT、ACTを俯瞰的かつ丁寧に解説する画期的な入門書が、ついに待望の刊行!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
認知行動療法
-
-
これを読む前にまずは認知行動療法についてのしっかりした基盤が必要だと思いました。分かる人にはおそらく分かりやすいのだろうけど、ちょっと知っている程度では難しかった。出てくる専門用語に馴染みがないのも一つの要因かもしれない。
それぞれの治療法は図で表せるような割としっかりした構造と働きが想定されているから、一度分かれば分かりやすいのだろうな、という印象ではあります。
レベルアップしてから、また読みたいです。 -
第三世代の概論書としては、分かりやすい部類にはいる。ただし、背景知識がないと、筆者の意図がうまく伝わらないだろう。
欲を言えば、第三世代の発生史をもっと入念に解説して欲しかった。 -
認知と行動の療法の第3の波(MBSR、MBCT、MT、BA、DBT、ACT)を全般的に説明してくれています。専門家向けで素人には少し難解でした。
-
熊野宏昭 (著)
マインドフルネスストレス低減法(Mindfulness-Based Stress Reduction:MBSR)
マインドフルネス認知療法(Mindfulness-Based Cognitive Therapy:MBCT)
メタ認知療法(Metacognitive Therapy:MCT)
行動活性化療法(Behavioral Activation:BA)
弁証法的行動療法(Dialectical Behavior Therapy:DBT)
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(Acceptance & Commitment Therapy:ACT)
――これらは【新世代(第三世代)の認知行動療法】とよばれるが,それぞれどのような治療法なのだろうか?
認知行動療法の発展の中での位置づけ,それぞれの共通点と相違点などを俯瞰的かつ包括的に解説する画期的な入門書が,ついに待望の刊行!
◆まえがきより◆ 本書は,実証的な心理療法・精神療法の代表格とされる認知/行動療法(行動療法,認知療法,認知行動療法などの総称)の60年に及ぶ発展の歴史の中で,約20年前に 誕生し,今世紀に入ってから過去10年ほどの間に急速に発展してきた「新世代(第三世代)の認知/行動療法」にフォーカスを当てた入門書である。わが国はもちろん 諸外国まで含めても,本書で扱ったような幅広いテーマについて,一人の著者が解説した本はないと思われるので,それなりのバイアスはもちろんあるとしても,全体 を統一的に理解していただけることが大きな特徴の1つといえるだろう。(中略)世界標準の認知/行動療法の全体像を学んでみたい人,これまでの認知/行動療法で はもの足りない人,新世代の認知/行動療法のどれかを実践してみたいと考えている人などには,すぐに役に立つ内容にできたと考えている。