酒のほそ道 24 (ニチブンコミックス)

  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537109092

感想・レビュー・書評

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  • 年々、日本酒が飲みづらくなっている。

    元上司は高い店から安い店まで、どんな場所でも「ぬる燗で」を貫き通したが、それを許さない雰囲気の“こだわりの店”も出てきた。

    本巻では〈巷にはびこる冷酒至高主義〉が登場するが、ネット社会になって飲み手のうんちくも、こまかくなりすぎて少々うざい。

    若い頃から燗のつけ方による味の違いがよくわからなかったのだが、昔の「暮らしの手帖」の商品テストばりの大実験(笑)は必見。結論は…。

    こだわり派の人々が「日本酒ブーム」と言い出して久しいが、統計を見ればその姿が明らか。出荷量(総課税移出数量)は相変わらず減り続けている一方で、増えているのは、純米酒及び純米吟醸酒。

    よく言えば「粗悪な酒が淘汰されホンモノだけが伸びている」、少々ひねくれた物言いをするならば「庶民の酒から“上級国民”の酒になりつつある」。

    庶民の酒はもはや“ストロング系”に置き換わったということか。

  • 読むと飲みたくなります。天然舞茸の天ぷらたべてみたいです。

  • 和牛ホルモンとうな重の話が記憶に残る。
    ハチノス、ギアラ、ミノ、センマイ…

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著者プロフィール

ラズウェル細木(ラズウェル・ほそき)
漫画家であり、大のジャズファン、レコードコレクター。
ペンネームの由来は、トロンボーン奏者ラズウェル・ラッドと、大学卒業後にアルバ
イトしていた出版社でお世話になった「細木さん」から。好物は日本酒とウナギの蒲
焼き。人類初のうなぎ漫画『う』(講談社)も話題に。2012年、『酒のほそ道』(日本
文芸社)などにより第16回手塚治虫文化賞短編賞受賞。『ラズウェル細木のブルー
ノート道案内』『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』(ともにDU
BOOKS)など多数。

「2013年 『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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