カラマーゾフの兄弟 (マンガで読む名作)

  • 日本文芸社
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本棚登録 : 74
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537126655

感想・レビュー・書評

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  • 4兄弟。やはりイワンに感情移入。

  • その前に読んだ罪と罰よりも読みやすい漫画で、でも分厚く、その分吸収するのに時間がかかる。ストーリーはわかりやすいが、何度も読みたい本。

  • 上、中、下巻からなる「カラマーゾフの兄弟」の物語をマンガですばやく理解できる。原作を読んだことはないもののマンガで十分ではないか。

  • Kindle Unlimitedより。

    フョードル・カラマーゾフは、性悪な金持ちのおじいさん。
    フョードルには、ドミートリィ、イワン、アリョーシャの息子がいる。(あと1人もいた)
    そのフョードルが殺されて、三千ルーブルという大金が奪われた。殺したのは誰か?、なぜ殺したのか?
    という物語。

    物語の中で、
    ・神はいるのか、いないのか?
    ・いるとすれば、神がいるはずのこの世界で、何故、悪が存在するのか?それはいったい、何のためなのか?
    ・神がいないとすれば、どのような悪でも許されるのではないか?
    について物語の登場人物を通じて語られる。

    ドストエフスキーの作品2作を読み、人が考えざるをえない時代だったことへの想像をしました。世の中が大きく揺れ動いていく時、大きな危機感があるときに思想と行動が深まるのではないかと考えたりしました。

    いまの日本もそんな大きな危機感をいだく時期なんだと思いますが...はてさて。

  • 原作の上巻を青空文庫にて既読。
    なんだか小学校の図書館で日本史の漫画を読んでいた頃を思い出した。

  • レビュー省略

  • 【KU】なんやろ、結局のところ父親は殺されるべくして殺されたってことでいいの?よくわからんわ、名作って(^_^;)

  • 期待に反して絵も上手いし、かなり面白かった。カラマーゾフ兄弟ってストーリーだけとっても、一流のストーリーテリングというかそこらのエンタメ映画や小説なんか比較にならないくらい引きこまれる面白さがある。

    簡略化されてその分ストーリーがスッキリして、全体がどんな話か分かりやすくなっている。原作を何回か挫折し、やっとの事で読み終えた自分は微妙にストーリーが曖昧だったのだが、この本を読んで整理された。個人的には読んでよかったし、また骨太な原作にあたってみようと思わされる一冊。

  • 原作を読んでみたいと思いつつ、なかなか手が出なかったのでまたもや漫画で入門。

    最近手にとる本が『正直に生きることが大事』みたいなメッセージを発していることが多い気がする。何かの思し召し?

    ともあれ、登場人物を整理するのに一苦労という原作を読むにあたっての手助けになりそう。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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