- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537134193
作品紹介・あらすじ
メインスポンサーの突然の降板という企画消滅の危機を乗り越え、ついにスタートしたアニメ「マジンガーZ」。後に伝説的存在となる作品も、当初は新たにスポンサーとなったポピーは「3ヶ月の付き合い」「オモチャは作らない」という厳しい方針であった。だが、マジンガーの巨大さ、重厚感が見事に表現されたこともあり、アニメは「週刊少年ジャンプ」の連載漫画とともに大ヒット。急遽、オモチャが作られることになったのだが、それは…。巨匠自らが描く、スーパーロボット「マジンガーZ」激動の創作秘話、第4巻!!
感想・レビュー・書評
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『デビルマン』から『マジンガーZ』へ移り変わりの時期。
激ちゃんはそれぞれの作品で別人格として描かれているから、
ちょっと混乱する部分もあるけれど、そういう時期を実際に
乗り越えてきたと考えると、永井豪さんのスゴさがわかります。
まだ終わってないけど、次は『バイオレンスジャック編』なのかな!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本巻のエピソードで面白かったのは、「ながい激」とか「ナガイ激」等が本当に同じ作者で複数の作風を同時に操っている状況を多重人格に模したものだったというあたり。というか「デビルマン編」のクライマックスと本巻あたりは時系列的にほぼ一緒だったものの、あっちではサラッと流しながらもこっちはこっちで色々イベント盛りだくさんだったという。
「同じ時間軸を複数の側面から描く自伝」ってそうそう無いかもしれませんね。何周かしてたらまた新しい事実が出てきたり(思い出したり)するかも。 -
作者「激動の年」を俯瞰して描くと本当にメチャクチャだ。本人が覚えていない事、作者にも分からない事があるのも変なリアリティ。本編と乖離したリメイクパートはしかし妙にノッていて(本編とのシナジー効果もあるのだろうけど)面白く読めちゃうから困る。