- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537214789
作品紹介・あらすじ
イライラ、仕事が進まない……、これらはすべて脳の容量オーバーのサイン。本書では、脳の“空き容量”を作る方法としてルーティンを提案。今やっていることを変えないことで、脳の省エネをはかり効率化できる技術を解説する。
感想・レビュー・書評
-
脳の省エネ
脳内の断捨離
ほんと必要だわ
脳はマルチタスクができないと
きいていたけれど
あれこれ情報が入ってきて
注意力散漫になればなるほど
何にもできてないんじゃないか、
という感覚になる。
ハードディスクが固まってしまうように
データが多すぎなんだよね。
ほんとその通りだわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレスの多い現代、有限な脳の力を有効に使う(擦りきれない生き方)を読み取れたように思う。
そのためには省エネで脳の能力を使う。そしてここぞというところで節約したエネルギーを投入する。
しっかり睡眠をとること。そのためにはベッドに入る=眠る、というサインを脳に送ること。スマホを持ってベッドに入ると「ベッドはスマホを見るところ」と認識してしまい、眠気が襲ってこない。
生き方を考える、今までと違った脳の使い方を本書で学ぶ、というのも脳にとってストレスになり、脳の能力を削ぐことなのだが、これを乗り越え新たな能力の使い方を身につけ、それを使いなれることで省エネ化がおき、効率的な脳の使い方をできる。
あとはミラーニューロンの使い方の逆で、「誰々に似ている、似せている」ものを取り去っていくと自分自身が現れる、というところが勉強になった。 -
この本でもマルチタスクの害について語られている。
あとは睡眠についても。起きる時間が大事らしい。平日と休日で起きる時間の差は3時間以内に収めたほうが良いとのこと。
ミラーニューロンについては色んな本で言及されているが、正直いまいち実態を掴めていない。人はみな無意識に誰かの真似をしており、それをやめていくと本当の自分が見えてくるというのは目からウロコ。脳って案外単純なんだなって思った。
自分はなんのためにそれをするのか、Why を三回繰り返す。
そういえば、GRITでも出てきたレンガ職人が何を作っているか問う話がこの本でも出てきた。ビジネスセミナーとかでもよく出てくるそうだ。
Think from out of the box and inside the box. -
シングルタスクとマルチタスク
仕事してると意外にシングルタスクの人が多いんですよね。
ただシングルタスクでもホンマに1つ1つしかようせん人もいます。
逆にシングルタスクでもスピードが恐ろしく早くてシングルタスクに見えない人もいます。
僕は基本的にマルチタスクを意識してます。
でも「脳」はマルチタスクできないそうです。
脳はシングルタスクを繰り返していて順番をコントロールしているとのことです。
そう考えるとこの本にあるように要らないものを切り捨てていかに考えることを減らすか、つまり著書にあるように脳内整理するかが重要になってきます。
逆に言うと脳の負担を減らさないとマルチタスクはできないと言うことなんですよね。
これがまさに無意識のコントロールなんですよね。
脳に負担をかけずに行動する。
つまりシングルタスクを増やす。
無意識の行動を増やすということなんやと思います。
急な行動を増やすとエネルギー浪費が増えるそうです。
何もダラダラしろって言うてる訳ではなくて先読みしろってことなんですよね。
エコドライブで行動を想定内にする、つまりスケジュールをパターン化してしまうというこのとです。
脳は選択することでエネルギーを浪費する。
朝起きる時間を固定する。
毎朝着るシャツのローテを組んで選択しない。
習慣化で減らせるエネルギーは多いです。
著書を読むと脳内整理のヒントをかなりもらえます。
嫁さん推薦で読みましたがなかなか面白かったです。